今月のカレンダーの格言に
 

「向上心の有る無しで苦労は成長の糧にも
不満の種にもなる」
 

と書いてあるのを見てなるほど・・と
思いました。
 

わたしの母や友達のお母さん方は
すでに亡くなってる方が多いのですが
 

元気で生きてらっしゃる方も
わずかですがおられます・・
 

娘が70歳を迎えてるんですからその母親の年齢は
すでに90歳以上・・・
 

その友達が語るには
自分の母親は94歳だけれどまだおむつ無しで
 

老人車を押しながら庭や畑の草むしりをこなし
野菜を作り・・・
 

働いてる娘のために洗濯や食事の支度まで
手伝っているそうです・・・
 

わたしたちの仲間は三食寝付きで家にいながらでも
「もう面倒だから食事の支度をするのも嫌になった」
と言う人も多いのに・・・
 
 
94歳でまだ家族のために
頑張れる年老いた母親がいるとは・・・?
 

何がそんなに元気でいられる秘訣なのか?
気になってその友達に尋ねてみました・・
 
 
「おばさんの元気の秘訣は何・・?」
と尋ねると
 
 
「お母ちゃんは好奇心が人一倍旺盛で
一人で家でじっくり閉じこもっていられんのや・・
 
 
京都まで買い物に出掛けるときでも
わたしなら息子がいくら誘ってくれても
 
 
『疲れるだけやから休みの日は家で寝てた方がましや・・・』
と思うけど・・・
 
 
お母ちゃんは違う・・・
『遠いからお母ちゃんは家で留守番してくれてるか?』
と言っても・・・
 
 
『家で一人いてもな~んも面白うないわ・・
みんなと一緒に買い物に行った方がそりゃ楽しいわ!』
と言って付いてくるし・・・
 
 
『足が疲れるからお母ちゃんはここで椅子に座って
買い物が終わるまで待っていて!』と頼んでも
 
 
 
待っていられなくて自分で買い物かごの入った
ゴーカートを押しながら
好きな物を見回って買っている・・・
 
 

早く帰りたくても
お母ちゃんが指定場所にいないから
探し歩くのに手間取ってしまう・・・
 

お母ちゃんは娘達と一緒に買い物に出かけ
ついでに食事をともに出来る
楽しみがあるから長生きできてるんだと思う・・・
 
 
そして私たちにも気前よく食事をおごってくれたり
欲しいものを買ってくれたりして・・
 
 
『娘たちのの喜ぶ顔がわたしの一番の生きがいや』と
言ってくれてる・・・」と言います・・・
 
 
養子取りの友達の母親・・・
痩せもせず恰幅もあり腰も曲がっていません・・・
 

友達の母親に亡き父親の恩給があたり・・・
お小遣いの不自由なく生きる楽しみがあり・・・
家族の生活の支えになってる喜びがある限り・・・
 
 
94歳でもとてつもなく元気で
若くいられるような気がしました・・・