先日娘の嫁ぎ先の御祖母様の1周忌法要に
相棒と共に出かけた際に・・・
 

家では気がつかないお互いの老化を
見せつけられた思いがしました・・
 

法要はご両親の祖父母宅で親族が約40名前後
集まり執り行われました・・・
 

名前を呼ばれてご焼香の順番が来たときに
普段は椅子の生活をしてる相棒は・・・
 
 
やっと自分の席から立ち上がって遺影の飾ってある
仏前に進むとき・・・
 

フラフラ幽霊のように立ち上がって
他人様の座ってる上へ転がり落ちそうな
モタモタした歩き方・・・?
 
 
そして焼香が終わって立ち上がるときにも
一人では立ち上がれず・・・
 
 
そばに置いてあった座卓につかまって
やっと立ち上がっていました・・・
 

田舎のご老人達は80歳を超えた方でも
立ったり座ったりは飄々となさってるのに・・
無様な相棒・・・
 
 
「家で何もせず横になって
テレビばかり見てるせいやわ・・
 

少しはまともに動いて家事など手伝って・・!」
と叱咤激励するわたしに・・・
 
 
「そんなことは昔から女の仕事と決まってる!」
と切り返す相棒・・・
 
自分の体を自分でダメにしていくようで
情けなく思いましたわ・・・・そのときは・・・・
 

相棒に愚痴を言っていたわたしの
その後が悪い・・・・天罰か・・・?
 

お経の後、送迎バスが出て料亭で
会食の運びとなった折に・・・
 

あろう事か・・わたしが・・・
喪服のスカート履きだったとは言わせないわ・・
 

地面から送迎バスの昇降口の段差が4.50センチ
のところで・・・
 

足を掛けて一段上れたのはいいけど・・
さらにもう一段ある25.6センチの階段が
クリアできず一度両足を揃えて座り込み・・
 

その後持ち手を持って腕の力で登り切ったという
アクシデントに見舞われました・・・
 
 
自分・・・足の力が・・弱すぎ~!
 
 
ところが焼香の時仏前でふらついていた相棒は
難なくバスに乗り込んでいたと言う不思議・・・?
 

6歳年上の姉が
「もうバス旅行は一人では行けないわ・・
誰かバスの上から手を引っ張って貰わないと
バスの階段が上れない・・」
 

と言うのを聞いて亡き母は78歳まで
老人会のバス旅行に出かけていたのに姉はその年で
早すぎる・・と思ったものですが・・
 

人のことは言えないとつくづく気づいたわたしです・・
 
 
わたしは自分の車ばかりの移動で
足を高く上げて登り切るという動作を昔から
やったことがありませんでした・・・
 
 
電車は地面と同じ高さの昇降口ですし
バスに乗ったことのなかったわたしが感じたこと・・
 

それは膝や足腰が一番悪いのは相棒ではなく
わたしかもしれない・・・
 

そんなことを思い知らされた
バス移動の瞬間でした・・・・
 
 
皆様はこんなご経験はありませんか・・・・?