寒くなって来たせいか救急車が夜中によく走ります・・・
 
 
人はそれぞれ救急車が走ると
思う事は別々で・・・・
 
 
私ぐらいの年齢になると
ご家族が脳梗塞とか心筋梗塞になられて
倒れられたのかしら・・と
 

まずそちらを疑いますが・・
 

ご本人がお元気なご夫婦の場合には・・・
 

あの救急車は息子の住んでる家の方向へ
曲がっていったから・・・
 

息子夫婦が大げんかでもして
どちらかが大ケガでもしたんじゃないかと
気に掛かる・・とはあるご主人・・・
 

その奥さんは
「あほか~!息子夫婦はどうなってもかまわんけど
がんを患ってる自分のことをまず心配せいや~!」と
冷めた口調で・・・
 
 
最近は男女平等が取りざたされて以来
女性がずいぶん男らしくなってきています・・
 

それに比べ・・男性が奥さんの言いなりで
家での立場が昔と逆・・・
 

どういう理由で大げんかになるのかそこまでは
第三者にはわかりませんし・・詮索もしませんが・・
 

若奥さんが大暴れをして
フライパンで息子さんの頭をぶん殴ったとか・・・・
 

またあるときは障子を足で蹴飛ばして
障子の桟までボロボロにへし折ったとか・・
 

 
幸いフライパンの当たり所が良くて
病院へ行かなくて済んだ程度で良かったと
言われてますが・・・
 
 
側には計り知れませんがそれだけ奥さん側に
立腹する理由もあったんでしょうけど・・
 
 
お年寄りと別居して新築した家で
自由気ままに暮らしていながら・・
 
 
それ以上の幸せはないのかと思っても
夫婦げんかはそれとは関係なく
起こるものなんですね・・・
 

夜中に走った救急車の本当の理由は・・・
高校生をお持ちの町内の奥さんが・・・・
 

肺がんで心停止になり・・・
そのまま帰らぬ人になったそうです・・・
 

それを聞いたフライパンで奥さんに殴られた
息子さんが・・・
 

「おふくろ・・病気にならないで
体を大事にしてくれや・・・」
 
 
と珍しいことを言われたそうで
やはり息子は優しいんだわと思い・・・
 

「あんた・・母親のありがたみがわかったんかいな?
優しい言葉を掛けてくれたのは初めてでも
お母さんとしてはその言葉がとても嬉しいわ・・・」
 
 
と感激してると・・
 
 
ガーン!
 

「おふくろにはまだまだ頼りたいし
今死なれては困る・・」とのこと・・・
 

私は相棒に「意識不明の脳死状態になったら
延命治療拒否の念書をお互いに交わしておこうね!」

 
 
と申しましたら・・
 

命汚い相棒は「うらは絶対にそんなことにはならない!」
と拒否いたします・・・
 

いつまで長生きするつもり・・???
 

それぞれが持つ救急車への思い・・・
いろいろあるようでございます・・・