今日銀行へ行った帰りにふと・・20年前に勤めていた
勤務先の周辺を見たくなって行ってきました・・・
すでに昔の面影はなし・・・
夏草や兵どもが夢の跡・・・
まさにそれを地で行ってるような光景でした・・・
ここには市営プールがあって夏休みには
子供たちの元気にはしゃぐ声や泳ぐ姿が見られ・・
うちの長女も弟を連れて自転車でよく通っていた場所です・・
今ではこんな風に建物が取り壊されていました・・
前にかかってる赤い橋の下には足羽川が流れ・・
この川が氾濫すると私の町内は沼の底・・・
汚れた車の中から撮影しましたので
ぼんやりしていますが・・・
信号を4つ超えてこのまっすぐの道の突き当りが
うちの町内になります・・・
この道を雨の日も風の日も雪の日も台風の日も休まず通って
20年余り・・・
娘が幼稚園のころから結婚するまで勤めに通っていました・・
最盛期には患者数一日約420人という大人数を
一人でテキパキとこなしてこられた院長も・・
昨年亡くなられ・・跡を継ぐ人がいず
勤務先も跡形もなく解体されていました・・・
夢に出てくるのは院長や同僚の優しい笑顔ばかり・・
それらがすべて・・幻だったような気もしますが・・
一生懸命働いたという記憶がある限り・・
それを支えに日々を過ごしています・・・
懐かしい思い出よ…ありがとう・・・
永遠に記憶の中にとどめておきましょう・・・