先日親戚の方がコスタリカへの移住を決意され
息子さんご夫婦が現地から迎えに来られて
送別会が行われました・・・

ご主人が亡くなり自分の姉妹も亡くなった今・・
老後のことを考えると・・・
 
 
こちらで甥っ子や姪っ子の世話になるより
自分のたった一人の息子が海外で暮らしていて
 

現地の女性と結婚していても
血を分けた親子に違いありません・・・
 

ご主人は市役所勤務で老後は息子に頼らず
二人で日本で生活していこうと決心していたところ
 

思いがけず早々と
ご主人が亡くなってしまわれました・・・
 

息子さんは市町村から技術者の海派遣要員として選ばれ
向こうで現地の女性と結婚し子供も出来れば
 

そこが子供たちにとって最も生きやすい楽園となり・・
奥様のご親族やご姉妹の居るその国を離れて
 

今更日本へ戻る気もせず生涯をその地に
捧げることを決心し・・・
 

たまに日本へ戻ってくると・・
日本語とスペイン語を上手に使いこなす孫たちには
 

「おじいちゃん、おばあちゃん私たちの国へ来て
一緒に暮らしましょう・・」
と誘われていたそうですが・・
 

まだまだご主人も元気でそんなことを
考えたこともなかったそうですが・・・
 

急にご主人も亡くなり姉妹や
身内がすべて欠けていくと心細くなり・・
 

元気な今のうちにコスタリカへ行って
子どもたち夫婦と暮らそうという気に
なったそうです・・
 

当分は年老いても
自宅を売ったお金と今までの預貯金や
 

ご主人の退職金や何やらで
お金の不自由はないそうですが
 

もしかして長生きをした場合には・・
自分がいただいてたご主人の年金がどうなるのか・・
 

移住したらそれで打ち切られるのか・・それとも
日本の国籍はそのままなので
 

誰かこちらにいる者に年金を受け取ってもらって
コスタリカへの送金は可能なのか・・・
 

そんな心配を残したまま・・・
しっかりと今手元にある現金だけを握って・・・
 
 
息子さんご夫婦や
かわいいお孫さんたちとともに
 
 
日本から遠く離れた南米の
コスタリカへ旅立って行かれました・・・
 
 
ご主人が先に旅立たれ・・
身内の姉妹が一人も居なくなった
孤独という寂しさにも・・・・
 

ついに限界が来たのでしょうか・・?
 

叔母さんがコスタリカで余生を満喫し・・
息子さんや現地の奥様と・・・
 
 
末永くお幸せに暮らされることを祈っています・・・