相棒を連れて親戚の人が入院してる病院まで
お見舞いに行った・・

その方は女性でわたしより一つ年が若くて
とても働き者でどんな重いものでも
平気で持ち上げ・・

男並みの馬力でどんな仕事も
そつなくこなしてこられた・・・

ところが今回は
肩腱板損傷の手術入院となった・・

手術のあと6週間ギブスをはめて肩を固定し
それからあとリハビリが始まるという・・
約2ヶ月間の入院・・・

暑いさなかに・・病院のクーラーは
夜の10時で切れるという・・・・

さぞや暑くて大変だろうと思ったら・・

手術後3日経っても痛みがすごくて・・・
痛み止め注射はもう打てないと言われ

痛み止めの座薬を入れるのは嫌だから・・・
氷を患部に当てて冷やしてるので
痛みが麻痺して薄らいでいるように思えるし・・

暑さも氷で肩を冷やしてるので・・・
そんなに感じない・・・

と聞いてほっとしている・・・
 
肩の腱がグチャグチャになって痛み
腕の上げ下ろしが出来なくなるのは
どういう原因でそうなるのかと尋ねたところ・・

冬の雪かきで1回転んで肩を打ち痛みはあったが
しばらく経てば直ると放置してたら・・

2.3日後にまたもや雪かきの最中に転んで
同じ場所を強く打った・・

それから痛みは絶えることなく続き・・・
それでも田植えがあったからこれが終わるまではと
我慢してたが・・痛みがますますひどくなり限界で・・

ついに整形外科を訪ねたら即手術となったと言われる・・

もうちょっと遅くまで放置してたら完全に人工関節に
なってただろうと言われたが・・

その手前で病院へ駆け込んだので
自分の腱をつり上げて
元に戻す手術をしてくださったので・・・

金属を入れなくて済んでほっとしている・・と
痛みが襲う中でも前向きな笑顔が見られた・・・

今年は長く大雪だったし毎日雪かきをして
雪の中で転ぶということは・・・

打ち所が悪いとこういう結果を
招くこともあるのかもしれないと思うと
他人事ではないような気がした・・・・
 

雪が降らなくても足がうまくあがらないと
転びやすくなる・・・
 

階段で転んだとか雨の日に滑って転んだとか・・
この年で転ぶと骨折は当たり前で・・
長期入院ともなれば大変なことになる・・・

「入院してると認知症になりやすいと言って・・
毎日認知症の検査をするんやで・・
 
最初はアホかと思ったけど
結構真剣になってしまう・・・」

と聞いた検査内容は・・20年前に・・
義母が受けていた検査の内容とそっくり・・・

医学は進歩しても認知症の検査内容は変わらず
どこも一緒だった・・・

たとえばものを並べて見せて隠して
今置いたものの名前を全部挙げよ・・とか

100から7を引き続ける暗算などは
そばで見てるだけで
付添人がそら覚えの領域に達したり・・・・

入院2ヶ月は長いけど・・
外科の手術は日にち薬という・・・
 
早く元のように肩の痛みが治まり
重いものが持てるようになったり・・・・

自分で自由に寝起きできたり・・・
腕を楽に動かせるようになってほしいと
心から祈っている・・・・・・・