生まれ故郷の中学校のクラス会の
案内状が届いた・・・

「人生の節目である古希を迎え
人生100年時代とはいえ残り30年・・・・
そのうちにでは心細くなってきました・・・・
 
・・・あとは省略・・・」
 

日時と場所と参加費用が書かれていて
出欠の有無を問うはがきだった・・・
 
 
わたしは昨年の高校の同窓会の時・・
大腿骨がひび割れし整形外科に通っていて
やむなく欠席したばかり・・・
 
 
今回は足はしっかり治ったし・・
カーナビだって新しいのに取り替えたから・・
車でならどこだって行ける・・・と
 
 
幼い頃は同じ村に暮らしていて今は市内へ嫁いだ
仲良しのKちゃんに電話してみた・・
 
 
最近はお互いにご無沙汰だけど
父や母の葬式にはちゃんときてくれていた・・・
 
 
お互いに離ればなれになってからも・・・
年賀状のやりとりと・・・
 
 
たまに電話で近況を伝え合うことぐらいは
していた・・
 
 
わたしから
「どうする・・?行くのなら一緒にね・・・」
と言うつもりだった・・・
 
 
kちゃんは夕方8時頃なら家に帰ってると思い
電話をして呼び鈴を10回ほど鳴らしても
出てこない・・
 
 
改めて約1時間後にもう一度電話し・・
同じように呼び鈴を
10回ほど鳴らすが出てこない・・・
 

kちゃんは早くに
ご主人を亡くしているので・・・
 
 
不審者からのいたずら電話を避けるため
きっと電話に出ないのかもしれない・・・・
と思って・・・
 

ならば奥の手を使ってみようと・・・・・・
 

わたしの妹の4女くんとKちゃんの妹さんが
同級生で仲良しなので
連絡網は密であるし・・・
 
 
わたしが4女クンに携帯し
4女くんからKちゃんの妹さんに
電話してもらって
 
 
その妹さんからKちゃんに
連絡してもらった・・・
 
 
その結果は・・・?
家電話に出ない理由がわかった・・・
 

なんと・・38度を超えるこの暑さの中で
家族旅行中とは・・・?
 

ごくろうさん!
 
 
帰ったら連絡を取り合うと約束してもらって・・
わたしの携帯の電話番号と
Kちゃんの携帯の電話番号を・・・・
 
 
それぞれの妹が交換し合った・・・
 
 
「なんでそんなに簡単に電話番号の
交換ができたのよ・・?

わたしが何も教えてないのに・・?」
 
と言うと
 
「簡単よ・・羽ちゃんの電話番号は
わたしの携帯に登録してあるし
 
Kちゃんの電話番号は
kちゃんの妹が登録してあるので
交換し合っただけ・・!」
 

という・・
ややこしいや~・・ややこしや~・・

本人が知らぬ間に密約成立!
 

そのあと年子の妹に電話して・・

「クラス会のついでにゆっくりくつろいで・・・・
お母ちゃんのお墓参りもしたいし・・・
あんたのところにお泊まりたいからよろしく!」
 
 
と言うと・・
 

「この間の伯母さんの葬式の後
羽ちゃんの方向音痴のこと・・・
 
こちらの親戚では並外れの方向音痴だと
超有名よ・・・・!」
 
 
と言うので・・
 

「妬むなよ・・・!」と一言!
 
 
カーナビは新しくなっても・・・油断すると
二度あることは三度ある・・・!
 
気をつけないといけませんねぇ・・・