この頃日が倍速に流れていくような
感じを受けている・・・
 

自分の体の動きが遅くなったからそう感じるのか
頭が最近のスピードに付いていけなくなったせいか・・
そのどっちも当てはまるような気がする・・・
 

新しく買った家電の取り扱い説明書も
今までなら取り扱う前に2度ほど目を通せば
頭にしっかり記憶できたのに・・・
 

最近はどうよ・・・このポンコツ頭!
一行進むごとに前の一行が忘却の彼方へ・・・
 
 
・・・♪いつまでたってもバカなわたしね・・♪
 
 
三歩歩いて二歩下がるならまだ前進してるけど・・
一歩歩いて一歩下がるなんて・・・
 
無駄な抵抗はやめろ・・逮捕だ・・!
なんて言われそう・・・
 
 
何事も手元に取説を置いて操作をしなくちゃならない・・
面倒くささ・・・
 

完全にそういうことにタッチしない相棒と
ちっとも変わりないじゃない・・・・?
と思ってしまう・・・
 
 
料理のレシビも同じことが言える・・
 
 
70歳を超すと味の味覚も落ちるとかで・・・
亡き義母があんなに上手に味付けして
 
町内の会合やお葬式の手料理は
義母が取り仕切って味付けを任されていたのに・・
 
73歳頃からその味もだんだん落ちてきて・・
ついには調味料を全く使わずお湯の中へ
 
 
材料を放り込んだだけの味音痴の料理しか
出来なくなってしまってた・・・
 
 
わたしはまだそこまでの鉄人技には
達していないけれど・・・
 
 
最近なんとなく昔作ったおいしい料理の味付けから
遠ざかっていくような気がして・・・
 

相棒に
 

「最近は何を作ってもおいしくないのよ・・・
あんたはこの料理の味付けはどう思う・・?
自分の思ったままを言ってみて・・?」
 
と低姿勢に伺ってるのに
 

相棒いつもの癖で首を横にかしげたまま
考え込む・・・
 

頭で考えてるのに・・・考える葦・・・
 
 
そうして一言「わからん・・・」と、のたまう・・
 
 
こんな味音痴には
お酒も水も区別が付かないんじゃないかと思えども・・
 

その鈍感な舌でありながら・・・
買ってきたお酒の銘柄をピッタリ言い当てるなんて
都合の悪いところではボケ止まりしてる・・・
 
 
こりゃきっと将来嫁の名前を忘れても・・
お酒の銘柄だけは死ぬまで忘れないと言う
ボケ特許を取りそう・・・
 

義母がおいしいお寿司を食べさせても・・
メロンやスイカを食べさせても・・・
 

砂をかんでるような味しかしないと・・
言ってたけど・・・
 

そういえばうちの実家の祖母も
晩年は同じようなことを言っていたっけ・・
 
 
何を食べてもおいしくないと思うのは
食欲がないせいだと勝手に自分に思い込ませて・・・
現実逃避をはかる鬼嫁です・・・
 
 
皆様は昔食べた名物料理のお店へ行って・・
味が昔食べた味と変わってるような感じを受け・・
がっかりされた経験はございませんか・・
 
 
その原因は・・もしかして・・お店じゃなく
あなたかもしれません・・・
 

なんてことだったら困りますよね・・・
実際はお店のコックさんが変わってるとか・・

そういうことにしておきたいですね・・・