人の顔というものは50を過ぎると
親とほとんど瓜二つの顔になっていく
ような気がする・・・



伯母の葬式で集まって来てくださった
村の人たち・・・



私が小学6年生の頃・・
同じ小学校の1,2年生だったり・・



生まれたばかりで母親に抱きかかえられて
授業参観や運動会に来てた子が・・



今ではもう立派な
60代前後の年齢に達し・・・・・・


まるで約55.6年後の世界へ
タイムスリップしたような・・・


浦島太郎よりも短い期間だけど・・・
そんな感じがした・・・・・・


わたしの同級生や5.6年上の人までは
わたしのことをよく覚えていてくださった・・・


わたしの1学年上の男の子が
「羽は昔とちっとも変わってないなぁ・・」
と言ったら・・・


横で6歳年上の姉が
「羽!・・・本気にしたらいかんよ!
あれはお世辞やからに・・」


と耳打ちしてくれた・・・


わかってるワイ・・左様なことは・・・!

”渡る世間はお世辞ばかり”



するとわたしの友達が姉に気づき
「Mさん(姉のこと)も
若いときとちっとも変わってないですよ・・」
とお世辞をこきに来た・・・


姉ったら思わずにんまり・・・


わたしも姉に同じことを言ってやろうかと思ったけど
やはり年配者は姉でも立てとかないかんと思って
黙っていた・・・


次々に葬式の参列者が現れて・・
同じ繋がりのある年子の妹や4女くんとは
親しく挨拶を交わしていくのに・・・


姉とわたしにはわからない人ばかり・・・


わたしは姉に


「集まってきてくださってる人は

親と一緒の顔になってる人がほとんどやで・・
どこの誰さんか想像してみて?」


と言うと姉は犯人捜しのように
人の顔を見て判断しだした・・・


「あの人のお父さんは○○さんだと思う・・
子供さんの名前は知らないけど・・
お父さんにそっくりだからわかる・・」


「あの女の人のお母さんは○○さん!・・
顔から体つきや歩き方までそっくりや」


「あの男の子は隣に座ってる男の子と
一緒の顔をしてるし・・
と言うことはあそこの家の子やろう・・」



私たち二人の憶測や推測はみんな正解だと・・
地元で暮らしてる年子の妹が言った・・


それだけ年をとると父親や・・母親に・・・
声までが似てくるような気がします・・・


娘の孫息子が電話に出ると・・・
声がパパと一緒になってしまってるので・・・


「大空ですがいつもお世話になっています・・」
と挨拶をすると・・


「羽ば~ちゃん・・俺T(孫息子の名前)だよ!
また間違えた!」


と言うけど・・・


人の声ぐらいの間違いはへとも思わんわ・・・


ば~ちゃんは高い高速代払って
帰る道間違えてきたんやからなぁ・・・



皆様も年を重ねると
だんだん親の顔に似てきたなんて
人から言われませんか・・・?