人っておかしいもの・・・
自分より強い人には頼りたくなるし・・・

自分より弱い人には
反対に手をさしのべたくなる・・・

昨日・・相棒と一緒に菩提寺の永代経の
法要にお詣りしたときのこと・・・
 

相棒は最近私の横に座ることを避けて・・
ずっと10メートルほど離れた
遠くの椅子に座る・・・
 
 
参列なさってる方のほとんどが80代前後で
中には90歳以上の方も
お見えになっている・・・
 
 
いつも出口付近に座ると遅れて見える方もいて
そのたびに重い木製の引き戸を開け閉めしたり
 

自分の座ってる椅子を年配の方に
回してあげたり・・
 

また現れた人には座布団を譲ってあげて
引き戸係に徹する・・・
 

まぁこういうときの私は・・
この方たちの中では20歳ぐらいの
ピチピチギャルに見えてるはず・・・
 

なんて・・・・・言えるかいなこの体で!
 

そこに相棒がいたときには・・
椅子が足りなくなると
 

今度は相棒の椅子も取り上げて
お年寄りに回したり・・・
 

それでもまた現れた人には相棒の
座布団までも取り上げて
回してあげてた私を・・・
 
 
相棒はウザに感じ
きっと避けたんだろうなぁ・・・
 
 
バスや電車に乗ったときと
変わりがないのにねぇ・・・
 
 
相棒一家は核家族の先達で・・・
父親は明治生まれ・・
母親も大正の初めに生まれてる・・
 

結婚当初は祖父母と同居していたが
折り合いが悪くなって途中別居・・・
 

相棒は親が祖父母と別居してから生まれた子で
お年寄りの気持ちがわからないし・・・・
 

人から椅子や座布団を勧められても当たり前で
自分のものを人に回すことができない・・・
 
 

あんなに遠く離れて座ったんだから・・・
お説教はそれぞれ内容が違う3部構成で
 

お昼と夜はお斎が振る舞われ
9時終了・・となってたと思う・・
 

相棒・・コンタクトがとれないけど
お昼のお斎をいただいて午後の部までいるつもりか・・・?
どうせ暇だからわたしはどうでもいいけど・・
 

という気になっていたら・・
1部を終了した時点で・・・
嫁と来たことを思い出したんかいな・・?
 

私のところへやってきて
「おい!ママ食わんともう帰るぞ!」
と大きな声で言う・・・
 
 
シッ!
黙れ!
 
 
引き続き夜まで残られる
お年寄りのそばで申し訳ないやないの・・・・
 
 
というわけで・・12時に帰宅!
 
 
帰り道に車の中で
「今日の法話の内容なんだっけ?意味不明よ?
メモ用紙持ってくの忘れたら頭の中を通り抜けたわ・・」
 

というと・・
「うらは頭の中の煙突掃除をするために行ったんや!」
 

という相棒・・・
似たもの夫婦で困ったもんだ!
 
 
記憶が正常に戻ったら内容は
また書かせていただきたいと思います・・・