先日お泊まりして帰った
娘の孫娘次女Kが言った言葉・・・
 
 
「あたし一人で
羽ば~ちゃんのところへ来たかったから・・」
 
 
と言った理由が
なんとなくわかるような気がした・・
 

実は孫娘K(中2)は姉M(高2)のことを
わたしに少し愚痴りたかったかららしい・・・
 

「ねぇねぇ聞いてよ・・
Mちゃんは何をやっても鈍くさいんだから!
 

あたしとパパとMちゃんの3人で
眼鏡屋さんへ行ってコンタクトレンズを
作って貰ったの・・・
 

あたしたちコンタクトレンズを入れるのは
初めてだからその講習会があり
一人ずつ入れる練習をしたわけ・・・
 

あたしは教えて貰ったとおり入れたから
装着するのは3分ぐらいで済んで購入できたのに
 

鈍くさいMちゃんは怖い怖いと言って
いくら練習しても入れられないので・・
 

お昼になってお腹もすいてきたし
パパが「じゃあ今から昼食タイムだ・・・
 

Mちゃんの コンタクトレンズは
お昼ご飯がおわったらもう一度出直して来よう・・」
 

と言うことになって・・
その頃になったらMちゃんも覚悟を決めたのか
 

午後から行った時にはなんとか装着できて
Mちゃんもコンタクトレンズが購入出来たわ・・
 

アホやと思わん?
コンタクトレンズを入れる練習に2時間も
かかってるし・・・
 

あの鈍くささは信じられない・・?
 
 
Mちゃんはあたしより3歳年上なのに
やることは鈍くさすぎて何でもわたし以下!
 

姉として尊敬出来るのは
年齢が3歳上だけということ・・・
 

情け無いと思わん・・・?
 
 
それにね・・・「Kちゃんは学校は楽しいか?」・・
って聞くの・・・
 

「お前は?」と言ってやったら
 

「あたしはそれほどでもない・・」
と言うもんだから・・・
 

「甘えるんじゃね~よ!
楽しみは待っていても誰もくれね~よ~!
 

学校が楽しいか楽しくないかは
自分で作り出すもんだよ~!
 

あたしはクラブで真っ黒になるまで頑張ってるし
頑張れば試合にも出させて貰って勝てる!
 
 
勝つ度に自信がわくし
試合で遠くへ行ける楽しみもある!
 

好きな歌手のファンミーティングにも
抽選に当たれば連れていって貰えるし
楽しみは周りに一杯ある・・
 
 
それは待っていても来ないよ!
自分から楽しみを見つけて動き出さないと・・!
 

お前も楽しみを作り出して前を向いて生きろよな~!
楽しみがお前を追っ掛けてくるよ~!
 

と励ましてやったけど・・・
どっちが姉だと言ってやりたいわ~!」
 
 
と姉に対する愚痴をはき出すK・・・
 
 
どう・・・・・?
これで聞いて貰いたいことを
全部はき出せた満足感があるでしょ・・・
 
 
 
そういうことがあったんだねぇ・・・
進学校に入ったMが
 
 
お兄ちゃんのように国公立を
スベルのはイヤだからと・・
 
 
高校入学の時にクラブ活動に入らず
勉強1本に絞ったのに・・
 
 
勉強だけの毎日では
虚しくて学校が楽しくない
原因を作っていたのねぇ・・
 
 
だから・・高2のいまごろになって部活に入り・・
 
 
ヤット自分の居場所を見つけて楽しくなってきたと
Mが真夜中に 電話してきたわけが解ったわ・・・・
 
 
 
孫娘達は親以外の人に
聞いて貰いたいことが一杯ある様子・・・
 
 
 
娘が言った・・・
 
 
「何が真実で何が真実でないかは
簡単には判断できないわ・・・
 
 
頭がよくても鈍くさい者もいれば・・
頭はもうチョイでも要領がよくて
世渡りのうまい者もいる・・
 
 
その人にとっての楽しみとは
その人が作り出す満足感の度合いじゃ
ないのかしら」・・と
 
 
孫娘二人は悩み多き思春期を
アップアップしながら渡りきろうとしている・・・
 
 
溺れないようにサイドで見守って上げていたい・・・