お正月は娘と息子家族を招待することになっているが
息子の仕事の都合上正月の三日しか
休みが取れないと言うことで・・・


その日に合わせてお店に息子や孫達の好きな
中トロ・いくら・カニだけの握りを
30人前と・・・


きはだ・中トロ・ぶり・かに・いか・甘エビ・鯛・生うに
サーモンを10人前・・



オードブルを中華と洋食の二種類を10人前

残れば持って帰れば良いし・・・
お寿司屋さんは好きな物を握っていただけるので
子ども達に選ばせて注文しておいた・・・

お値段はそのときに仕入れた値段で決まるという・・

すべてお任せで・・・

 

子どもや孫が喜んでくれるなら

私たちはその笑顔がごちそうである・・・


娘が「私たちは何も作らないからいつも通り

31日に取りに行くから
おせち料理作っておいて・・・


それで3日の昼まで間に合わせるわ・・

でも三日の夜もお店で取った物だけではイヤだから
おせち料理もちゃんと作っておいてね・・


子ども達がおばあちゃんの作ったおせちが

食べたいと言ってるわ・・・」と言う




この言葉に弱いわたし・・・
掃除の合間合間に料理を作り出した・・・


相棒の味付けはまずいから・・・・
へたに手を出すと材料が無駄になる・・・


「協力してくれるなら下ごしらえだけね・・!」
と念を押した・・・


相棒が新聞を読みながらわたしの料理を作るのを

意地悪ばあさんみたいに眼鏡の下から覗き
現場監督をしている・・・


わたしが何度も首をかしげながら
煮しめの味見をしていたら

 


「とめればつく!」


突然相棒が奇妙な言葉を発した・・・


「何じゃそれ~?
美味しくな~れと言うおまじないのことばなん・・・?」



相棒はいつも言葉をはしょる・・・
結婚して47年経っても意志が通じない仮面夫婦・・・


「あんたの言ってること意味さっぱりワカランわ・・・
とめてつくのはマジックテープ・・・???
クソ忙しいときにややこしいこと言わんといて~な!」

と言うと相棒は

 

「おめーもいつまで経っても鈍感なやっちゃぁ~
ガスの火を止めてそのまま置いておくと


煮しめに味が染みわたるんだぁ・・

そんなことも知らんのか!」

上から目線炸裂・・・!


相棒の飲み仲間には料亭のご主人もいて
お店へ行って見て聞いて自然と身についたそう・・・


相棒の仲よしだった飲み仲間は三人とも
年金を貰えぬまま他界してる・・・

 

人間年を取ると

だんだん味覚神経から先に行くみたい・・・

 

相棒もだし・・義母も73才頃から

味覚音痴になってしまっていた・・

 


それでも若い頃から飲み歩いていた飲み仲間の

料亭のご主人の料理の手順はまだ記憶の一部に

残っていたらしい・・・

味付けは出来ないけど・・現場監督は口を出す!

たまにはまともなことも言うもんだと感心したり・・

 

味付けは完璧・・と自画自賛・・

人が褒めないときは自分で褒めてやる!

 


こんな感じで今年も暮れゆきます・・・



皆様今年一年大変お世話になりました・・・

言いたい放題書きたい放題の気ままなブログに
飽きもせず足を運んでくださいまして
心から感謝申し上げます・・・


ブログでお知り合いになれましたお一人おひとりに
厚く御礼申し上げます・・・


今年は2月に実家の母が亡くなりまして
喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきますが・・


皆様どうぞお体に気をつけられまして
良き年をお迎えくださいませ・・


松が明けたらブログを再開しても
亡き母はきっと許してくれることと思います・・・



それまで・・皆様ごきげんよう・・・・


来る2018年が皆様に幸運をもたらし
笑顔の多い1年となりますようお祈り申し上げます・・・