大阪へサッカーの遠征に行っていた
息子の孫息子次男がやってきた・・・
 

いつもの挨拶は決まっている・・・
「おばあちゃん 今日お泊まりしていい?」

 
相棒は台どころで新聞を読んでいるのに
相棒には子どもの世話が出来ないから・・・
わたしにだけ言う・・・
 

「ここはあんたのお父ちゃんの家だから
ば~ちゃんのいるときなら
いつお泊まりしてもいいのよ。」
 

と言うとにっこり笑う・・・
 

息子の孫はうちから車で5分ほどの
町の中に住んでるのに
親の呼び方は「お父ちゃん・お母ちゃん」
 

娘の孫は四方を田畑に囲まれた
山際に住んでいるのに
親の呼び方は「パパ・ママ」
 

孫によって使い分けるこちらの頭はチャガチャガ・・
 

それでもうちへ来て食べたいものを
お腹いっぱい食べて帰ってくれるので
食材が使い切れて嬉しい・・・
 

まぁ・・毎週来るのでその分を
多めに買い置きしてるのもあるけど・・
 
 
そして大きな体の後ろから
紙袋に入ったものをそっと渡してくれた・・
 

「おばあちゃん 遠征に行くときお小遣いを
たくさんくれてありがとう。これ・・お土産・・」
 

中身は・・・
「鳴門きんとき芋あん」でした・・・
 
 
「うちへはお土産はいらないから
あんたは体大きいからお腹もすくと思うし
好きなものをお腹いっぱい食べておいで・・」
 

と諭吉さん1枚しか渡してなかったのに・・・・
気を遣わせて申し訳ないわねぇ・・・
ありがとう・・
 
 
小学6年生なのにすでに身長177センチ・・・
立派な体格のコドナ・・・
 

今時のスポーツ観戦は親が同伴しても
もはや忙しく動き回ってビデオを撮る必要もなく・・・
 

試合ごとに最初から最後までを収録したDVDを
1本貰って帰ってくる・・
 

それをパソコンで一緒に眺め「あんたは何番の子?・・・」
と尋ねるわたしに「これが俺・・・」としっかり教えてくれる。
 
 
本人が全速で走り回ってるのを見てるだけで
こちらの目が回りそう・・・・
 
 
わたしは今こんなに走れない・・
スポーツなら・・相撲取りぐらいの動き・・・・
 
 
こちらは薄暗い雨でも
大阪は晴天続きだったという・・・
 
 
小学校6年間サッカーを続け・・
また中学校へ入っても3年間続けるという・・・
 

自分の好きなスポーツに一生懸命頑張る姿は
見ていても気持がいいし・・・
 

人間何か一つこれなら自信が持てるという
特技が身につけば・・・
 

これからの長い人生きっとそれが
困難に打ち勝つ礎になれそうな気がする・・
 

頑張れ孫息子次男・・!
 
 
毎週元気な顔を見せてくれてアリガトネ・・・
 
 
ば~ちゃんはいつだって遠くで
あんたを見守っているよ・・・