ふと思い出した事なんですが・・


先日の菩提寺の報恩講の時、伝道師さんがされていた
ありふれた会話なんですが・・・


昔はごちそうだというとお盆やお正月
節目節目の行事などにしか


ごちそうというようなものは食べられず
普段は慎ましく暮らしてきた・・

ところが最近はいつでも食べたいものが食べられて
何がごちそうかと言えなくなっている・・


高校へ通ってる娘さんが誕生日を迎えたので
「今日はごちそうをして待っているから早く帰ってこい。


お前の好きなごちそうは何でも用意しておくから
遠慮なく言ってくれ。


誕生日ケーキのほかお肉がいいかお寿司かいいか
何がいい?」


と尋ねたところ娘さんは
「お父さん!わたしはそんなものいらん。
わたしの食べたいものは焼き鳥や!」


と言ったそう・・・


「焼き鳥なら簡単や!お父さんが焼き鳥屋さんでたくさん
買って帰ってきてやる。ほな今日は焼き鳥で祝おうか?」


と言うと・・


「そんなんじゃないって・・・わたしが食べたいのは
焼き鳥屋さんのカウンターに座ってアッチーのを


フーフー食べるのが好きなんや・・
それがわたしの最高のごちそう」


と娘さんは言ったそう・・・


「暮らしが昔に比べれば贅沢になって
ごちそうと言うべきものが見つからない時代です・・



ごちそうというものは単に自分の好きな
嗜好品を食べることじゃなく・・・



家族が健康で全員揃って顔を合わせ
一緒に食べることができるのが

最高のごちそうではないでしょうか・・・?」



と言われましたが・・・
なんとなく解るような気がします・・



家族が揃って食べた子ども達の幼い頃は・・
何を食べても美味しく残さず平らげてしまって
みんなの笑顔が最高の幸せだった・・・

 


それが言わゆる・・・

ごちそうと呼べるものだったのかも

知れませんネェ・・


今日は息子が孫息子次男を連れてきて泊まってるので
しゃぶしゃぶや鶏の唐揚げや

ミンチカツなどを食べさせ・・・・(ちぐはぐ)


久々に相棒と二人の時より美味しいと感じ
雰囲気が明るくなっています・・


これもごちそうなんでしょうねぇ・・・
孫息子は・・6年生の修学旅行のお土産に
京都の生八ツ橋をくれました・・・


ありがとう・・なんかまた太りそうな予感が・・・