先日(5日)わたしが最も気に掛けていた
今年の最大イベント?
亡き義母の13回忌の法要が滞りなく
執り行われました。

相棒の6人兄姉のうち
一番上の長兄は86才と高齢なので
入退院を繰り返していまして・・・

義姉を亡くしていますし気を遣われても悪いので
招待をご遠慮し・・・

3番目の兄は裁判官のOB会で
登山の約束がしてあって欠席・・・・

そのあとの兄姉は全員参加してくれました・・
(次兄夫婦・長姉・次姉・娘家族5名、息子家族5名)
 
相棒はわたしと二人の時は口数も少なく
チャンバラ映画の悪代官みたいな表情なのに・・・

県外から帰ってきた兄夫婦達や姉達には
この世の者とは思えない最上級の笑顔で

嬉しくて嬉しくてたまらないといった表情で
しゃべりまくり、はしゃぎまくり・・・

前日うちに泊まられたときには
わたしがちゃんと極上寿司を用意して

他にも箸休めに手料理を5.6品用意してるのに・・
それでは足りないと思ったのか・・・

また自分で別に買い出しに行って
子どもの頃兄姉達と一緒に好んで食べたという
食料をどっさり買い込んできてのおもてなしぶり・・・

駅まで二人で神戸に住む
相棒のすぐ上の次姉を迎えに行ったときに
赤で交差点へ突っ込もうとしてヒヤッとさせられ・・・

「Y(相棒の名前)の運転は危なくてイヤだ!
羽ちゃんの運転はいつ乗っても安心だから
替わってよ!

Yあなたはもう運転は止めて自転車にしなさい!」
と次姉にきつく言われ・・・

わたしの言うことは聞かない相棒も
姉の意見には素直に従い・・

次の日の法要が執り行われるお寺までの送迎や
会食場所の料亭の送迎や駅までのお見送りは・・・
わたしの担当となりました・・・
 
ここぞと言うときにはいつもヘマをする相棒・・

娘は「お母さんがちゃんと最後まで気を張って
見ていないといけないのに・・」と
わたしを責めますが・・・・

こっちもそんなときほど忙しくて端々にまでは
目が行き届かないのよ・・・

相棒には「朝9時半に出掛けるからそれまでに
ここに用意してある黒の礼服を着て
身支度を済ませておいてネ」・・

とちゃんと言ってあったのに・・

わたしはお客さん達の食事の支度や
出掛けるまでに台どころの後始末や洗濯を済ませ

それから自分の化粧をして身支度を調え
お墓にお供えするお花やお線香・ろうそくなどを
準備して車に積み込み

9時半になって相棒の部屋へ行き
「さぁ!出掛けるよ!」

と呼びに行ったらまさかの展開!
何で今頃熟睡中なの・・・?

5時に起きて朝食を済ませていたから
大丈夫だと思っていたのに・・・

もうしょうないし・・・・・・

「わたしは義兄夫婦と義姉を連れて
先に出発するから

あんたは着替えたらタクシーでお寺まで来て!
 
それがイヤならあと5分だけ待つから
ちゃんと着替えて玄関まで出てきて!」

と言いましたわよ・・

10分ぐらいして・・(5分はオマケしてあげて・・)
遅いのでもう一度家の中まで見に行くと相棒・・・
 

何じゃそれ~?

洋服が違う~・・・?

わたしが用意したのは黒のダブルの礼服なのに
相棒の着ていたのは紺のスーツ・・・

頭も目も同時多発ボケ襲来かいな・・・!
このアホンダラ~・・・・
(と心の中で上品につぶやき・・)

もう時間が無いしどうしょう・・
と思っていましたら・・

2番目の弁護士をしてる義兄が
「黒っぽかったら何でもいい・・早う出掛けよう。」
と言うので・・・その格好のままの相棒を乗せて

そのままお寺に向けて出発しましたが・・・

(バカチ~ン!・・・)
喪主のくせにその格好はイヤだ~・・・
と一日中思っていましたわよ・・・
 
相棒の思い出したくもない独演会は続く・・・
 
これはまだわたしの心の整理整頓が
追いつきませんので・・・

いつかまた余裕が出来ましたら
お話し致します・・・
と言うことで・・・
 
やっと気になっていました
亡き義母の13回忌法要が無事終わり・・・

喪主の妻としての責任が果たせまして
ホッとしています・・・