先日実家へお参りに行ったときに
年子の妹が今日は自分の家にぜひ泊まって帰ってと
頼むのでそれならばと妹宅に一泊した。

年子の妹は私に頼み事があると言って
御香典袋や御見舞い・お祝い袋などあるだけ
出してきて私に筆でのし袋の表書きをしてと頼んだ・・・

「村内にいると冠婚葬祭のお付き合いだけで毎月
7万円近く出してるんやよ・・

うちも今までに貰ってきたんやから
お互いさまやけど・・・

村内の冠婚葬祭費のお付き合いが
毎月の生活費の中で
一番大きな出費や。」と言う・・

妹に「こんな字を書くぐらい私に頼まんかて
袋に自分の名前を書くだけやんか・・・」

と言うと「それがそうでもないんよ・・
お店をやっていたときに

お客さんが・・
『Mちゃん(バイトの女の子)いないの?
チョット商品にのし付けて字を書いてほしんや!』

とわざわざ私を差し置いて
バイトの女の子に頼んでる・・・
その子は習字がとても上手いの・・

私の字はフラダンス踊ってて・・・・
改まった席や冠婚葬祭用には向かないみたいね・・」

と笑いながら・・・
「2年分ぐらい書いといて・・・」
と山積みののし袋の表書きをさせて貰った・・

そして・・今回親戚が新しい家を購入したので
それに出すお祝いの話になって・・

私が「お祝い袋は赤白の水引が蝶結びの
ものにしないといけないわ・・・

蝶結びは結び直せるし
何度も喜びが繰り返されるようにって
いう意味らしいわ・・

あんたの出したこれ結び切りになってる・・
これは結婚式用かお見舞いや災害見舞い用ね・・・

固く結ばれて二度と繰り返さないっていう
意味らしいわ・・・」

と言うと年子の妹は
「アララ・・また恥書くところやった。
これに書き直して。」と言って・・・

蝶結び用の祝い袋を出してきたのでそれにお金を
入れ直した・・・

私と年子の妹はそれで行ったけど・・・

マイペース型の四女クン・・
平気で結び切りののし袋に名前を入れて持ってきた。

私が「四女クンその袋違うで」・・・と言ったら

「私もそんなことぐらいよく知ってるでぇ・・・
でも・・新築祝いなぁ同じ人にこれでで2回目や・・

そろそろこれで落ち着いて三度目はなしやで・・
と言う悲痛な願いを込めて祝いを差し出すんや・・
心底真心こもってるでぇ・・・!」とのたまう・・

ナルヘソ・・・

先を見越した常識破りの四女クンに一票を投じたい!