あの日から・・・
長らくご無沙汰しておりました。
 
あの日母の危篤を聞いて駆けつけたときには・・・
母は私の到着を待たずに急ぎ足で
この世を去っていました・・・

あの日から私の頭の中では
正確な日付の計算が出来ていません・・・
どなたかのブログのコメントに
母が亡くなって20日間経ってしまいましたと書きましたが

よく考えれば2月は28日しかなかった・・・
それさえ把握できてなかった・・・

正確には今日で亡くなって18日目です・・・

嘘こきました・・・
堪忍してください・・・

いつも性格が似てるB型の私と母と姉は
どこか1本抜けていて・・・
 
肝心なときには間に合わないという弱点を
持ち合わせています・・・
 
そんな弱点を持ちながらも姉は母の危篤を知って
京都から義兄の運転する車で・・・
 
何をハンドバックに詰め込んだのか知らないと言いながら
大慌てで好きな酎ハイを片手に1本握り・・
 
喪服じゃなくてパンツ2枚だけを袋に入れて
無我夢中で駆けつけたと言いぎりぎりセーフ!
 
アホな私は私よりさらに上を行くアホな相棒のために
母にもし何かあって私が先に何も考えずに出て行ってしまったら

その後に相棒に葬式に参列して貰わないと行けないのに
相棒は私がいないことには一歩も外へ出られません・・・

自分のことより相棒の喪服やカッターやネクタイや靴・
日々の着替えや下着の準備をして・・・
 
毎日の分別ゴミ出しの袋に町内名と自分の名前を書き込み
しばらく帰ってこれなくても30枚記入して用意しておけば
大丈夫だろうと
 
分別ゴミ出しの曜日を書いた紙と共に
見やすいところに置いて・・・

何も作れなかったらコンビニで当分好きなものを買って
食べていてと生活に困らない程度の現金を渡し・・・・

もたもたしながらも予定通りの朝6時に出発しましたが・・

到着したときにはすでに母はものも言わず
静かに横たわっていました・・・

「羽ちゃんが来るのをずっと待っていたんやで・・」と言う
末っ子の4女クンの言葉が
どこか遠くに聞こえてる感じがしました・・・

触ってみると母の手も顔もまだ温かくて
呼んだら目を覚ましてくれるんじゃないかと言う気になり・・・
 
「お母ちゃん目を覚まして!羽が今きたんやで・・
遅うなってしもてほんとにごめんねぇ・・」
と言っても反応無し・・・

頭がくらくらして目の奥1センチほどまでは
ジンジンする痛みでいっぱいなのに・・・

ショックが大きすぎて涙は1滴も出てくれません・・・
 
「ごめん・・お母ちゃん・・・また遅刻や~!
アカンたれやなぁ・・羽は・・最後までアカンたれやった・・
堪忍してなぁ・・・」と・・・
 
母の手を握り穏やかに眠ってる母の顔を何度もなぜながら
詫び続けていました・・・
 
涙目で泣きはらしてる他の姉妹の前で・・
涙さえ出ない冷血で薄情な羽と思われていたかも知れません・・・

一人だけぽつんと浮いていました・・
 
・・・それはお葬式を迎えても変わりませんでした・・・
 
姉が私たち姉妹の中でお通夜する人の希望者を募り・・
 
母が入院したときに姉妹で平等に
介護するもののシフトを組んできたように・・・
当番表を作りました・・
 
弟と義妹には家役もありますし
お葬式の日まで倒れて貰っては困るので除外し・・

残り4人と言うことで・・
不義理をした私が真っ先に名乗り上げ・・・・
 
その日は姉と年子の妹と私の3人でのお通夜を営みました・・
みんな朝までしっかり起きてたそうだけど・・・

私・・出掛けてくる前に気が張り詰めてた関係で
一睡も出来ず葬式に着る喪服の準備や・・
 
残していく相棒の喪服や生活の準備で
バタバタしていてどっと疲れが出たのか・・・

朝までもう少しのところで
またもや爆睡してしまったそうです・・・
 
記憶がございません・・・

ごろんと母の遺体の側に覆い被さって
もう少しで火葬する前に遺体をこわしそうだったと・・
 
不謹慎だと姉に注意され・・・
 
「羽は今日もお通夜当番やり直し!」と命じられ・・
母の側に二晩付き添える幸運に恵まれました・・・

お通夜二日というのは
23日の明け方になくなった母を
 
せっかく遠くから葬式に帰ってくる
身内や親族のために葬式前に会わせてわせてやりたいという

親族の希望で・・
葬式を1日延ばしたのでした・・

お葬式の日の出来事はお坊さんのハプニング続きで・・
お布施を半額にしてやりたいと思った事の続出でしたが・・

だんだん神聖なお葬式が笑い話になることを避けて
今回は避けて・・・
またいつか書く機会があったらと言うことにします・・

一応元気にしておりますと言うことで
どうでも良いようなブログを
公開することになりました・・

明日あさってはまた実家へ逮夜参りに出掛けますので
コメントのご返事やお手伝いはしばらく遅れますが
宜しくお願いいたします。

この度は皆様のお気遣いに深く感謝しております。