のんきな人にはのんきに構えましょうと
催促の電話もせずじっくり待つことにして
自分の許容度を試してた私・・・

もっと待ちたかったのに残念・・・
相手が思い出しちゃったみたい・・・

なんのこっちゃわからないでしょ・・・

年賀状販売で郵便局の人には
ノルマがあるみたいで・・・

今まで注文してた郵便局員さんは
その男の子が高校生の頃から
私の勤めてた○○へ通ってた○者さんで・・・

郵便局へ入ったときに年賀状を買ってと
真っ先にうちを訪ねて来てくれた子でした・・

その頃は相棒も私も付き合いが多かったので
二人で500枚は出してたと思います・・・・

いいわよと快く引き受けて、ちゃんと発売日には
自宅まで届けてくれていたので買いに行く手間が省けて
こちらも大助かりでした・・

ところがその子が今では若い後輩からおっさんと呼ばれ
(と言ってもあれから約22.3年経ってしまってるので)

転勤で他の市町村へ異動になってしまって・・

今年は仕方ないから歩いて約5分の郵便局へ
直接買いに行くしかないか・・・

と思ってた所へ今度はその子の代わりだという
男の人が(たぶん40代前後)見えて

自分の印鑑を押した年賀状の申込用紙に
届けてほしい日付を書いて切手を貼らずに投函してください・・
と1枚の紙を渡されました・・・

郵便局まで足を運ぶなら
直接そこで購入しても一緒じゃない?

M君(前の注文を取ってくれてた男の子)の時は
郵便の途中にうちまで注文書を取りに来てくれたっけ・・・

とか思ったけど・・それは絶対口には出しません・・
その日のうちに注文書をポストに投函しました・・

1日発売なら2日に届けてと予約!
キガハヤイッタラアリャシナイオババ・・・
 
それが予約日の2日には届けてもらえず・・・
3.4.5.6.7.日と音沙汰もなく・・・

アンサン・・・初めてのお客さんに対して
いい度胸シトルデ・・ほんまに・・・

とか思いながら・・

ま~ 12月31日までに出せたらいいんやから・・・
まだまだ日は十分にある・・・
コチトラモ腹を据えて待ったろうやナイカイ・・・・

だんだん極道の妻たち・・・に変身だわ・・・
 
そうしてたら・・・予約日から6日目の今日・・・・
たたきつけるような土砂降りの雨の中を

ビチャビチャ濡れの雨合羽を着て
寒さで手とほっぺたを真っ赤にしたその郵便局員さんが・・
 
玄関のチャイムをピンポンパンと鳴らし・・
大きな声で「遅くなってすみませんでした~!」

と平謝りに詫びながら・・
取り出された年賀状・・・・

年賀状も雨に泣いていました・・・
紙の洋服が涙だらけ・・・・・

こんな夕暮れの大雨の中をわざわざ・・と思ったら
申し訳なくて・・・

「こんな雨の中を今日じゃなくても良かったのに
申し訳ありませんでしたね・・」
と私の方が頭を下げて謝ってしまいましたわ・・・
 
荒れ模様の天候は迷い心を・・・
優しい気持に変えてしまうもんですね・・・

・・感謝です!