報恩講のお話というと・・・
宗教にまつわるお話ばかりという印象がありますが・・・
禅問答には正解がなく

その答えは自身の心の中に見つければいいわけで・・・
気楽に聞かせていただきましたわ・・・

結構印象に残ってた部分の一説をご紹介しますね・・
皆様は「恩」という漢字の意味をご存じですか?

「恩」という文字は
まず最初に囗(くにがまえ)から始まりこの囗は
布団を表します。

そしてその中に大と言う文字がありその下に心が付いて
いますね。

すなわち「恩」とは
布団の上に大の字になって何の心配もなく休める状態を指し

そんな状態になれるのは周りの人々や両親やご先祖様からの
恩を施されているおかげであるという事だそうです・・・

この世に生まれたすべての人々には
一切皆苦がありそれは・・・

生老病死(しょうろうびょうし)・・・
生まれること、老いること、病むこと、死ぬことの四つの苦と・・・

求不得苦(ぐふとっく)・・・求めても得られない苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく)・・・憎い人に会わねばならない苦しみ
愛別離苦(あいべつりく)・・愛した人と別れる苦しみ
五陰盛苦(ごおんじょうく)・・・思うようにならない心身の苦しみがあり

合わせて四苦八苦・・・人は八つの苦を背負って生きています。

4×9=36
8×9=72
36+72=108

四苦八苦をかけ算しプラスすると
人間の持ってる108つ煩悩の数と合致しますね・・・

煩悩を解消する方法は簡単です・・・
南無阿弥陀仏と10ぺんでも唱えてください・・

阿弥陀様はその言葉を唱えた人は
一人残さずすべて救ってくださいますよ・・

だったかしら・・・???
締めがあやふや・・・???

毎日たらふく食べられて布団の上に大の字になって
何の悩みも心配もなく寝られて

年から年中肉襦袢を片時も肌身離さず
装着できてるのは・・・・???

ご先祖様はもとより回りの皆様から
深いご恩を受けさせていただいてるおかげです・・


心から感謝いたします・・・
ありがとうございました。