アチャ~!

今戻って気が付きました・・あわてんぼうの羽奴は
ブログタイトル無しで更新してしまっていたのですね・・

普通タイトルが付いてないと更新できんやろ~?
それがちゃんと出来てしまってる不思議・・・????


恩というものはそのときに気付かなくとも
長い年月の間にはいつかそのことに気付かされるものです・・

相棒の祖父が子どもや孫のためにと思って・・
やってくれていたことが今になってありがたく思われます・・・

というのは・・私の住んでるこの町内は金持ちの地主の土地で
ほとんどの人が家は自分で建てても土地は借地でした・・・

当時相棒の祖父が子どもや孫に
借地に住まわせるわけに行かないと・・・

それ相応のお金を積んで
地主からこの土地を買い受けてくれたおかげで
私たちはここで安心して暮らせています・・・・

自分たちと折り合いが悪くて出て行った息子夫婦でも
やはり親子の情は厚く・・そこに家を建ててくれて
祖父は親としての責任をしっかり果たしてくれていました・・・

最近になってその大地主が年がいって土地の管理が出来ないと
住んでる方々に土地の買い取りをお願いしたそうです・・

お金はみんながそのつもりで用意してあったのか
高齢者の住むこの地域一帯は
それぞれがほとんど全員買い取られたそうです・・・

いくら土地が安くなったと言え
70才を超えた高齢者が1軒当たり約2千万円前後の大金を動かすのは
並大抵ではなかったはず・・・

最近になってそのしわ寄せと感じられる現象が
あちこちに出始めました・・・

ある人は地面は買い取ったものの・・・
ご主人が亡くなられ・・・

新聞の死亡欄に
葬儀は身内だけで執り行いました・・・
と載っていて始めて知る始末・・・

まだ奥さんやお子さんはその家に住んでらっしゃるのに・・・
葬儀代も残してなかったのかしら・・・


町内での家族葬3人目です・・・

ある人は土地を買い取ったので
今後は無駄なお金を使わず節約していこうと思われたのか・・

自分の乗っていた車を手放し・・・
借りていた駐車場の解約をされました・・・

家はご主人の退職と共に改修工事をしてまだまだ新しいです・・
今は東京で別居してらっしゃる息子さんたちが帰ってこられても

将来は住む家と地面を遺しておきたいと
願われてのことだと思います・・・

そうしないと地主さんは老夫婦が亡くなればその家を壊し
更地にして戻すことを条件付けられていますから・・・

高齢になってから・・・これからお金が必要なときに・・
多額のお金を使ってしまうことの不安や焦り・・・

高齢者の抱える悩みのほとんどが
嫁や息子が見てくれない不安よりも・・・

お金を遺しておけば有料老人ホームへでも入所できる
安心感があったと思いますが・・・

お金がなくなりそれも消え去ったと言う不安をよく聞きます・・・

家と土地を息子さんたちに遺すべきか・・・
それとも現ナマでしっかり遺して自分たちの老後に備えるか・・・・・

親とは悲しい生き物ですね・・・
結局は自分たちはどうなっても良いからと
県外で暮らす息子さんの事を優先し・・・・

帰る家を遺し
それを守り幸せだけを願っている・・・


うちはそういう心配を予測して早めに手を打ち
守ってくださった相棒の祖父に心から感謝しています・・・

息子に私たちがいなくなったら・・
家や土地は好きに処分して・・・と言ってたのを撤回します・・

年老いてから土地を購入するのは大変です・・
特に町のド真ん中の土地は坪単価が高くて・・・

孫たちの誰かがこの土地に住んで・・・
小中高大学と徒歩で通えるこの土地を大切に思い・・・

それを購入してくれたご先祖さんに
感謝してもらえたらと思います・・・


報恩講のお話は次回でね・・・!