錯覚

年を取ると錯覚しやすくなる・・・


自分でちょっとおかしいと思ったら良く確認してから
言葉を発しろよなぁ・・・相棒！


「お～い！」

朝から大きな声で台どころでわたしを呼んでる相棒・・・
いつからわたしの名前を「お～い」に変えたんだ・・・


わたしは耳はそんなに悪くない・・・と思いつつも
何故かしら目覚ましの音が最近・・・


耳元に置いてあるのに隣の部屋から聞こえてくるような
ボリュームを絞った音に聞こえる・・・


ヤバイ・・・相棒と同じになるかも・・・
目くそ鼻くそ笑う・・・現象の始まりだ・・・


相棒に「なに・・」と聞きに行くと


「お前もボケたなぁ・・・冷蔵庫の中に眼鏡を入れてる・・
眼鏡を冷やしてどうするんだ～！」


エェ～ッ・・・そんなはずがない・・
そんなことするはずがないやン・・・


・・と心で思っても言葉にする自信が持てなくて・・・
まず確認してから次の言葉を探そうと・・・


冷蔵庫を開けて美馬市端夜話（みましたんやわ）
・・・パソコンもボケた・・・
この変換おかしい・・びっくり記念に残しとこう・・


冷蔵庫のその場所に入れてあったのは・・・
何だったと思います・・・・？


ボケ相棒めが・・・
黒い容器に入れて冷蔵庫のポケットに入れてあった


冷蔵庫用の脱臭剤を見てわたしの眼鏡の入れ物と
間違えたらしい・・・


クソ～！人騒がせな・・・


「ボケてんのはあんた！手にとって良く確認してみて！
あんたはそうやっていつもわたしを冤罪扱いにする・・


びっくりしたわ・・
それなりの賠償してもらわないかんねぇ・・・・」と言うと



相棒がナニヌカス・・と言うような顔して
冷蔵庫の中をあけましたんやわ・・・



「おめ～ぇ・・・・
冷蔵庫用の脱臭剤は白の容器と決めておけなぁ・・」



そのまま・・・・
引きこもり部屋へ・・・



謝罪はないんかい！