しばらく勤めをやめて専業主婦をしていた娘が
来週からパートに出ようかと思う・・と言ってきた。



どうやら長男の大学進学の説明会があったらしい・・・
のんきに考えていた娘はやっと目覚めた・・・



孫息子長男は自分の興味のある
社会科の先生になりたいと
一応国公立を狙っているが・・・・


落ちる可能性もあると言うことを頭に入れて・・・


「あの子ったら勉強何もしないくせに
『大丈夫だと思うからママそんなに心配しないで・・』
と言ってるけど・・・


わたしの目から見たら長男はウスノロでじれったい・・・・
忘れ物は多いしクラブが終わって持って帰った制服は人のもの・・


ズボンは足が短くてはくとステテコ状態・・・
持ち物ぐらい人のか自分のかちゃんと見て帰って来なさい。


と叱ったら・・
『だってそれ一つしか残ってなかったからてっきり俺のだと思った』
・・・なんて


慌て者の1年生が脱いだ制服をうちの子のと間違って
先に持って帰ったらしいのよ・・


ウスノロと慌て者・・いい勝負してるわ・・・


国公立に絞っても
まさかの時に対応できるように・・


私立も2.3校受けさせてやろうと思うの・・
私立の入学金は28万円ぐらいかかるらしいわ・・・


国公立が滑ったら浪人というのもかわいそうだから
それぐらいはわたしが出してやろうと思う・・・


クラブ活動が終わったので本格的な受験勉強をと
毎日学校の帰りに塾へ送っていくの・・・


帰るのが10時半頃になるんだけど・・


「運動より勉強の方が疲れる」・・なんて言うのよ。


あの子・・・何を考えてるんだか・・・

やっと始まったばかりなのにねぇ・・先が思いやられるわ。」




と・・娘の心配は次から次へと尽きない・・



私たちもそういうことを一つずつ乗り越えて今に至っている・・・



心配の種というのもは刈り取っても刈り取っても
種類を変え形を変え尚生えてくる人間の煩悩に似ている・・・