「お～い！お～い！」

相棒がお風呂から上がって
「お～い！お～い！」
とご近所まで響き渡るような大声で私を呼んでいる・・・


そう・・・私は別名
「お～い船方さんよ～♪」
なんて・・・あほな～・・・


結婚した当初はそれでも気を遣って私のことを
「羽ちゃん」と読んでいた相棒が・・・


長女が生まれて初めて私に発した言葉が
「はねちゃん・・・」


これではいかんと思った相棒・・
自分は子どもより身分が上だと意識し始めた・・・


それからは相棒は私を「お～い！」
と呼称変更した・・・


前置きが長くなりましたが・・・


相棒がご近所迷惑も顧みずダミ声で私を呼んだ理由は・・・・
何だったと思いますか・・・？


あまりにもあほらしゅうて・・・
話にならへんわ・・・


相棒は伊達こきなので
衣類や下着は勝手に自分で買ってくることが多いのね・・・


私はなるべく丈夫で洗濯に耐えて
着脱がスムーズにできる品を選ぶのに・・・
それは気に入らないみたい・・


相棒が買ってくるものは
若向きコーナーで選んだ体型ピチピチの
見てくれ下着ね・・・それも黒が多い・・




相棒の待ってる場所へ行って・・・
腰が抜けるほどわろた・・・


体ピチピチの真っ黒のTシャツに首だけ突っ込んで・・


頭がでかすぎる相棒はその
Tシャツが上にも上げられず下にも下がらず
首回りにぐるぐる巻きにしてもがいてたわ・・・



私に早くどうかしてくれと言う・・・


あほか～？


袖口を探して袖に手を通させて
おへその上まで引きずり下ろしましたが・・・


その姿は・・・
亀が甲羅から首だけを出してもがいてる風に見えました・・・


人騒がせな・・・

自分で着脱できる下着を買ってこいよ～！