相棒の福井に住む姉と名古屋から戻ってる2番めの甥っ子が
たまたま休みで暇だったからといってうちへ来た・・・



お昼前だったし・・うちは商店街に住んでいるので
食べたいものは電話1本で5,6分で配達してくれる・・・



「お寿司がいい?麺類がいい?それともカツ丼定食とか・・?
遠慮せずに欲しいものをなんでも言ってね・・・」



と言うと甥っ子は「朝10時頃にママのところで
食事を済ませてきたから軽くラーメンがいい・・」



というのでチャーシュー麺と餃子3人前注文し
(相棒はいらないという)ご飯をよそって



あとはうちで作ったきゅうりとおナスの浅漬や
ほうれん草のおひたしやいんげんの味噌和えとか
こんにゃくとゴボウのきんぴらなどを箸休めに出して並べた・・



相棒にも・・・
「お義姉さんと名古屋からせっかく甥っ子が帰ってきてるんや
せめてちょっとだけでも顔を出して・・・」と言っても・・



相棒の偏屈野郎は部屋から出てこない・・・
夜中中起きていて昼間は眠たい真っ盛り・・・





「風を引いたからうつすといけないんで失礼するわ。」





とやっと2階から降りてきたと思ったら数秒で
そのまままた眠りに自分の部屋へ引き込んだ・・・






甥っ子は美味しいと言って出したものはみんな食べてくれたけど・・
流石に相棒とは10歳上の義姉はラーメンと餃子だけで
お腹がいっぱいになってしまった・・・



甥っ子のところの子供二人はもう中学生と大学生・・
いつも娘さん二人のお古をいらなかったら捨ててと言って
娘の孫たちに持ってくるので・・



洋服はともかくスポーツ用衣類はメーカー製なので
型落ちしてはいるものの

洗い替えには持って来いだと娘は喜ぶ・・



ただでいただくわけには行かず・・
いつもお礼の気持だけだと言って1万円だけ渡す・・・



甥っ子は「うちではもう捨てるだけだしただ同然のものなのに・・・」
と言いながら喜んで受け取ってくれた・・・・



そうじゃなくとも・・

相棒は6人兄妹の末っ子だが家継の親と同居の家族・・・



亡き義父母が子どもや孫たちに美味しい料理を作って食べさせて
誰が来ても孫たちの一人ひとりにお小遣いを渡していた・・



相棒の親が亡くなった今はそれが私の務めだと思い・・・



田舎で取れるお米や梅干しや奈良漬、お醤油などを

車に積み込んで持たせた・・・・



多分義姉も我が子だからしてると思うけど・・・



上機嫌で帰っていく姉や甥っ子の笑顔を見ると
自然にこちらも笑顔になり元気をいただく・・・



「また来てね・・!今度はお腹をすかせていらっしゃい・・
お寿司でも洋食でもお腹いっぱい食べてもらうから
・・・・(お店へ注文して)」



と送り出した・・・





そうして・・・夕食時に食事に降りてきた相棒が
突然私に放ったびっくりする言葉・・・



「おいあのしわくちゃ顔したM子を産んだんは誰や・・・?」
と私に聞く・・・



あほらし~・・・・



(ボケナス!・・とまではいいませんでしたが)

「あんたを産んだ親や!・・」と一言・・・





今にきっと「おめ~えは誰だ!」と近い将来言われそうな気がして・・・
その時返答する言葉を今から考え中です・・・(笑)