相方と同じ土地に育ったものでないと
言葉の壁は色んな所で摩擦を生じる ・・・・



私の仲良しのお隣の奥さんもご主人はこの土地育ちだけど
本人は関西出身・・・



同い年ということもあるし気心がしれていて
二人で話すときは関西弁である・・



福井で約45年も住んでいながらまだ
「姉ちゃんはこの土地のものでないの~出身はどこ?」



と、この土地の人達に私たちはよく聞かれる・・
福井弁を喋っていてもイントネーションが違うのかしら・・・



ならば生まれたままの言葉でいけ・・・と二人は思ってる。



言葉の壁で・・お隣は夫婦げんか・・



何かいざこざがあって・・ぶちギレした奥さんが
ご主人に向かって



「うるさい!お前がわるい!」と言ったそう・・



途端に頑固な旦那さんが切れて・・
「お前みたいな女は最低だ!」と瞬間湯沸かし器は
ずっと沸騰してると言う・・・・



「うちら~・・男の子に向かってお前って言ってなかった?
旦那にもあのへんでは呼び方はお前で通っていたやろう~?」・・と言う



わかるわ・・・・



母も父のことをお前とよんでいた・・
「これはお前の下着やで・・」と洗い物を畳んで
亡き父に渡していたっけ・・



多分お前さん・・言う言葉の省略語かしらとも思う・・・

先祖は小浜藩主に仕えていたというから・・・



私も結婚した当時相棒に「お前」という言葉を使って
出身は893関係の者かと疑われた・・・



それからは「あんた」にしたけど・・・



多分こういう言葉のズレも一つの要因で・・・
平行線の間隔がだんだん広がって行くのかしら・・・



私はお隣のご主人とよくお話していても気が合うし・・・
相棒はお隣の奥さんには終始笑顔で喋っているのに・・・



ふたりとも外面が良くて
内面が悪いところは同じなのかしら・・・



もしかして・・・私とお隣の奥さんも同じだったりして・・



自分のことは見えていません・・・(笑)