子供達を預かってるのに連休3日目の朝(12日)
急なアクシデントに見舞われた・・



ピストルのタマを頭に撃ち込んだほどの
激しい頭痛に見舞われ
台所をしながら思わずその場に座り込んでしまった・・



朝食を食べさせたばかりなのでまだ昼食まで時間はある・・
(娘の孫娘)Kに「悪いけど手伝ってくれる・・お昼も夜も



ご飯の用意はちゃんとしてあげるから・・・
あなた達の好きな食材を(息子の孫息子)Hと一緒に
スーパーへ買い出しに行ってもらっていいかしら・・・



その間ちょっとばあちゃん横にならしてね・・・」と頼むと



「いいよ・・自分たちで材料買ってくるから
美味しいの作ってね・・



羽ばあちゃん無理しちゃダメだよ・・なんでも手伝うから・・
お手伝いさせて・・」



と預かってる二人の孫が言う・・



「お布団畳みと洗濯物を干すのとお茶碗洗い・・頼んでいい?」
と言うと率先してHがお茶碗洗いをして食器乾燥機へ・・



Kはお布団畳みとかごいっぱの洗濯物を
室内物干し場で干してくれた・・



私はこの痛みは一体何処から来るのだと痛みの分析を
始めた・・



いつもなら血圧が上200を越すと首の付根から頭にかけて
ガンガンした痛みが来るのに今回はちょっと違うような気が・・・
念の為に血圧を測ってみた・・・



アレレ・・・血圧は100~58・・・
まれに見る低さ・・もう一度はかってみても98~50・・・
かろうじて生きてる・・・?



原因は血圧じゃないとすると熱でもあるのかしら・・
咳も鼻水もクシャミも出ないのにまさかの隠れ忍者風邪?



横になって熱をはかってみると39度8分・・
悪寒がするとは思っていたが発熱が原因で激しい頭痛が
起きたのかしら・・・



とにかく早く熱を下げなくちゃ何も動けないじゃない・・



買い置きのバファリン・・・・足りない
今まで熱なんか出たことがなかったから座薬もない・・



二階で何もせずアハハアハハとテレビを見て大笑いをし

食事時間にだけ階下へ降りてくるオジジを使わない手はない・・・



「ゲンキーで即効性のある解熱剤と座薬を買ってきて・・
頭が痛くて割れそう・・」



と言うとオジジもびっくりして買い物に走った・・



しばし横になった・・急に睡魔が押し寄せてきて夢の世界へ・・・




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目が覚めたそこは相棒の母方の実家だった・・



・・・・大邸宅・・・・・



何かの催し物があるのかみんな白と黒地のいい洋服を着て
続々集まってくる・・・・



挨拶をしょうと台所を覗くと見知らぬメンバーばかり・・・



叔父さんも叔母さんも従弟夫婦もいない・・



大広間にはたくさんのご馳走が並べられ5・60人分の用意が
なされてる・・・



なんでこんな場所へ来てしまったのだろう・・・・
相棒は母親の実家へ行くとは一言も言わなかったのに・・・・



こんなところへ顔を出すのなら改まった衣服と包み紙に

それ相応の手土産が必要なのに・・・



うちには何の連絡もなかった・・親類呼びじゃなく

また何か別の催し物だろう・・・



そんなところへ急に普段着で

当たり前のようにのこのこやってきて



見ず知らずの人ばかりが並ぶ宴席の上座に着席し
一人浮き上がって宴会部長よろしく喋りまくり・・



今にも自分が音頭を取って食べだしそうな勢いの相棒・・


私が見かねて「お父さんそろそろおいとましましょう・・
今回、主賓はお父さんじゃないのよ・・・



そのひな壇席は招かれた客の主賓が座る席なの・・



知らない人ばかりの中でひな壇席を陣取り

一人はしゃいで恥ずかしいとは思わないの・・・



早く帰りましょう。叔父さんも叔母さんも従弟夫婦も
誰一人この中にいないなんておかしいと思わない・・・



場違いよ・・何かがおかしいわ・・・帰りましょう・・・・」



と私が背中を向けた途端・・相棒がブチンと切れて
相棒の前に盛りつけて用意されていたお刺身を

私めがけて投げつけた・・・


「家で切れるのは仕方ないけど場所を考えないと・・・
ここは他所様のお宅なのよ・・・



大人なんだから分別をわきまえないと行けないわ・・・
そんなに宴会が好きなら勝手にどうぞ・・・



私は知ってる人がいる町内の自宅へ戻ります・・」



と玄関を出て5・6メートル歩いたところへ
顔を真赤に逆上させた相棒が走ってついてきて・・・・



「人前で恥をかかせた馬鹿野郎!」
といったかと思うとビーム光線銃のようなもので
まっすぐに私の頭を狙った・・・アイタタタ・・・



「ちょっと何するのやめてよ・・!」
といっても聞かず

倒れた私の背中からまたビーム光線銃で狙った・・



「やめて・・お願い・・私の体・・・命は惜しくないけど
献体することになってるから組織は壊さないで・・・」



と言ってる間に睡魔がまた襲ってきて
そのまま再び眠りについた・・・




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目が覚めたら相棒が
枕元に立っていた・・・・



「おい、即効性のある解熱剤買うてきてやったぞ・・・
座薬は医師の処方箋がないと売れないそうや。
医者へ行かなあかん・・



水分取らないかんからお前の好きなカルピスウォーター
3本買うてきてやった。早う飲め・・」



・・・・あんた・・さっき・・夢の中の私に銃を向けたのよ・・・・・



・・・素直にありがとうと言えない自分がいた・・・・・・




高熱はとんでもない幻覚を作り出すものですね・・・

日頃思ってることの爆発でしょうか・・・・(笑)




今も解熱剤を飲んだあとは36度台に熱が下がっても
3・4時間毎にまた38度台に熱が上りますので・・・
徐々に回復するのを待ちます・・・





いいね!☆をお返しする時間が

熱の下がってる間にしか出来ず
遅くなりますがお許しくださいませ・・・