月日が変わり回りを歩く人々の顔ぶれが変わりゆき
そうして私達も歳とともにその容姿容貌が変わリゆく・・・



変わらないものは大切な人の真心・・・



こうして周りの方々に支えられて今この場にいさせて頂いてることに
感謝いたします・・・



毎日が変わりゆく中で相変わらず元気で・・・
という言葉を使える今が一番幸せだということを気づかせていただき



相棒との多少の意見の食い違いや揚げ足取り大会も余興のうちだと認識し
今は安定した幸せの中にいられるありがたさに感謝したいと思います。



何を今更・・取ってつけたようなと思われる方も
いらっしゃるかもしれませんね・・・



実はまた最近・・・新たな発見がありましたの・・・



地元の商店街の本屋さんで届けて頂いてる
週刊誌や月刊誌や小説の類がいつもは玄関の足マットの上だったのに



最近は玄関先に取り付けてある
ポストの中へ入れられていることに気づきました。



そんなことが1ヶ月も続いたあとに本の請求書までが
ポストの中に入れてあって・・・



私はいつも月末になると本と一緒に持ってこられる請求書は
その場でお支払いしてましたので・・・アレッと急に気になりだしたのです。



歩いてもしれてる距離の本屋さんまでひとっ走りし(ゆっくりね)
本屋さんへ入ろうとしても中から鍵が閉まっているのです・・



おかしいなぁ・・そこの奥さんは私より2歳年も若く
ご主人が東京の大学へ行ってらした時に見初めて
連れて帰ってこられた方で・・・バリバリの江戸っ子でした・・



妙に気があって仲良くさせて頂いていましたが
ご主人があっけなくなくなり



東京の大学へ行ってらした息子さんが卒業後
母親と二人であとを引き継いでやっていました・・・



いつもの本はポストに届けて頂いてるので

店の運営には問題がないように思ってましたところ



約1ヶ月ほど遅れて集金に現れたのはやはり奥さんではなくて
息子さんでした・・・



「お母さんはどうかなさったの・・?
最近はお店も閉まってるし気になってるのよ。」と尋ねると



「車にハネられ入院中です。
多分もうお盆過ぎまでは配達に来られないと思います。」



・・・そんなぁ~・・ばかな~?
あんなに元気な人が・・・・



事故や災害というものはある日突然降りかかってきます・・
ご主人を亡くし・・洪水で家が水に浸かり・・
女手一つでご主人のご両親を見送り・・さらに自分の交通事故・・



苦あれば楽あるはずじゃないの・・・
ことわざもあてにならないし・・・



車の運転はなさらないし自転車も最近は怖くなったと言って
歩き専門で本を配達してらしたのに・・・
不運だったとしか言いよ
うがありません・・・



一日も早く良くなられて無事退院出来ますようにと祈りながら・・・・




毎日の変わらない暮らし・・・
これは当たり前のようでも不動のものではなく・・・
なかなか続かない定めにあるような気がします・・・




願っても続かないことなのに
こうして変わらなく過ごせる日々の暮らしに感謝して




ついでに頑固で我儘な相棒にもちょっぴりだけ感謝して
その遥か上を行き過ぎないよう自ら反省しながら




日々精進してまいりたいと思います。