こちらへ嫁いで地域の方言でとてもびっくりした言葉がある。
用事があって娘に電話したところ
電話の奥で孫娘Kがママに向かって
「ママ!早くシネ」
といってるのを聞いて思い出した。
そうそうこの地域では「早くしなさい」という言葉を
方言で「早くシネ」と短縮して言うのだった・・・
私がこの言葉を最初に聞いた時はドン引き状態だったが
慣れてしまえばわかりやすく・・・
地域の方言がこうして孫たちにまで浸透していくのかと
不思議な気持ちになる・・・
「Kちゃんが やる気になって勉強すれば
お兄ちゃんやお姉ちゃんよりすばしこくて飲み込みが早いから
うちじゅうで一番頭が良くなるかも知れないよ。」
と大好きなパパのおじいちゃんから言われ・・・
・・・・豚もおだてりゃ木に登る・・・
本人から塾へ行くと言い出したそう。
「塾の先生が羽ば~ちゃんとそっくりで優しいし叱らないし
教え方もとてもわかりやすいよ。」
と言って塾の日は学校から帰ると自分から用意をして
ママに早く送ってと急かすようになったという・・・
自分の大好きだった担任の先生が熊本の小学校へ代わり
担任も新しくなったところで
何とか自分も変わらねばと
やる気を出してくれたことは嬉しい・・・
いつも休みになるとうちへ来て仲良く遊んでいた
息子の孫息子2男も塾へ通いだし・・・
それぞれが向学心に燃えることは
願ってもないことである・・・・
冒頭の「ママ!早くシネ」といった件は
そこからきた言葉である・・・
長生きしすぎて・・・
「羽ば~ちゃん早くシネ」と言われないように
程々に生きたいものですね・・・