毎月順調に流れていたことがある日突然中断したり
長いこと連絡がない場合は・・・・
便りのないのはいい便りばかりではない・・・
何か異変が合ったしるしと
察知することも必要かも知れない。
うちは地元の福井新聞をとっているが
これは長くからの習慣で・・
身内や親族の仕事の異動発表や
孫達の学校の様子などが詳しく紹介されて
たまにいろんな方面で知ってる人の名前が
新聞紙上に載るのが楽しみだった・・・
また離れていても遠く離れた我が故郷の出来事が知らされ
鮎の放流だとか
道の駅の紹介だとか・・・高速の開通だとか・・
懐かしい故郷の様子が手に取るように解り
それがありがたくて・・・
結婚してからも他の新聞への浮気もせず
もう何十年もこの新聞に頼ってきた・・
話というのはうちの家から新聞販売所まで
歩いて約５分ぐらいの距離にあるが・・・
毎月の新聞代集金の方がいつもは月末の２５日の
正午前後にピッタリ見えていたのが・・・
先月は見えずどうしたのかしら‥・
と気になっていた・・・・・
高齢だからうちが留守してる時に見えると
また出直ししていただくのが気の毒だと思い・・・
２５日から今日まで正午には相棒か私のどちらかが
家で留守番をし
集金に来られた時に新聞代の支払いが出来るように
どこへも出かけずじっと待ち構えていた・・・・
そろそろ限界が来たところ・・・
相棒に「いつ見えるともわからない人を待つのは辛いし
時間も制約されて何も出来ないから
新聞代も口座引落にしょうか？」
と言うと「長期留守にする場合には新聞は断っていかねば
ならないから口座引落はダメだ手続きがややこしくなる・・」
と言うし・・・それもそうだと悶々としていた・・・
そういえば相棒が入院した時や私が入院した時は
2,3ヶ月分・・・新聞を断っていたっけ・・・
それじゃ販売所へそろそろ電話してみようかしらと
思ってたところへ・・・
いつもの集金より約一週間遅れて
今日新聞販売所の方が直接集金に見えた。
「いつも集金に見えてる方はどうなさったのですか？」
と尋ねると「手首を骨折して入院しています。」とのこと・・
どうりでね・・・・
いつも集金の時にはジーパンを穿きジャンバーを羽織って
ハイカラな帽子をかぶって颯爽と自転車に乗って見えてた方も
年齢的にはもう７８歳ぐらいになっていらしたんだと思う・・・
転んだ拍子に手首を骨折されたんだと言う・・・
町の中の歩道は狭すぎて
上がったり降りたり段差ばかりが多くて
サーカスの玉乗りをしてるような道・・・
高校生は行けても年寄りの自転車通行は
かなり難しかったに違いない・・・
命に別状なくて何よりだったと思う・・・
便りのない年寄りはじっと待ち続けることばかりでなく
自分からも声かけて確認した方がいいと思いました・・・
皆様も十分骨折にはお気をつけて下さいませね・・・