息子の孫息子の長男K(6年生)から夕方電話があった・・・



「おばあちゃん・・ごめん・・・俺試験にスベった・・・」



可哀想に競争率6・06倍の
理数系の中学校の難関試験に落ちてしまった・・・



アレだけこの1年間必死に塾に通って・・・
6年生の学力テストでも全国1位・・を取ってきたのに



これからだという時に・・・脆くもこんなところで
躓いてしまったK・・・



息子も嫁も何も知らせてくれなかったけど・・・

本人が直接電話してきた・・・



私は心を持ち直して・・・Kに言った・・



「今あんたがスベったことは

あんたの人間がダメだと採点されて

スベったわけでもない・・



あんたの身の周りで起こってることは
今後のあんたの人生にとってとても大事なことで



それが一番いい方法だという方向へ
ことが向かってると思うの・・・



それは決して避けて通れない事だったのかもしれない・・
今スベったことはとても辛いことだと思うのよ・・・・



でもよく考えてご覧・・・
もし順調にに受かっていれば



せっかく市の代表選手として厳しい試験を受けて選ばれた

好きなサッカー選手もやめなければいけないし・・・



普通の中学校よりも1時間長い1日7時間授業になるし
土、日曜日も休まず授業があるし・・・
勉強勉強で息が詰まるかもしれない・・・



中学校3年間は好きなスポーツを続けながら
勉強も集中して頑張って・・・



3年後にその高校を受験してみな!
中学校はダメでも高校なら入れると思う・・・



チャンスはもう1度あるの・・それに懸けてみようねぇ



あんたはスベったお陰で

最高に良い条件に恵まれたってことよ・・・



おばあちゃんはいつでも応援してるからねぇ
入学祝いは中学校にスベったからといって



その分減らしたりはしないから安心してね!
また遊びにおいで・・・」



と言ったら・・・



孫息子kは言葉が詰まって

なんにも喋れない状態だったのが・・・



「うん・・・ありがとう・・」といって

電話を切った・・



サファイアの指輪・・・効果なしだったのだろうか・・・



それともあの子の今後の進路を見極めて・・・・
そう導いてくれたのだろうか・・



あの指輪は今でも
娘のほうの孫息子や孫娘には試験のたびに
効果を出し続けているのに・・・



中学校受験不合格・・という哀しい体験を
小学6年生から体験した不憫な孫息子Kの将来に



幸あれと祈りたい・・・