娘の孫息子は生まれた時から私が世話をして
長い時は1週間1ヵ月単位で預かったこともあり
母親以上によくなついてくれていた・・・



私たちのころは高校入試も1発勝負で
スポーツ推薦入学もなければ私立との
併願をかけることもできなかった・・・



いつもはゲーム三昧の孫息子が自分の目指す

県立と滑り止めの私立の併願試験が

行われる前日になって・・・



こりゃ大変だと初めて気付き
やる気を出したみたいな様子・・・



いつもは夜中じゅうテレビゲームをしてたのが
次の日の試験に備え

早めにお風呂へ入って休もうとしたらしいが・・・



習慣化してないので夜中じゅう眠れず
朝方1時間ほど寝て試験会場へいった模様・・・



娘は心配で心配でどうにもならないといった様子で
電話をかけてきて



孫息子の無欲でぼんやりしすぎる性格は

誰に似たのかという不満から・・・



悪いところを見つけ出すときりがなく
あれもこれもみんな抜けっぱなしで・・・
神経も束ねて足りないんじゃないかとか・・・・



孫息子のぼんやりヌケサクの話ばかりをする・・・

わが子のことやからどうでも良いけど
親がわが子を信じなくてどないするつもりや・・・



「言うだけのことをいったんやから・・・
あとはあの子を信じて手を合わせてやって・・
願いは届くはず・・・」と言って電話を切り・・・




私も微力ながら手を合わせ

「心が落ち着きますように
試験の最中に爆睡しませんようにと・・・」



それだけを念じていた・・・
今日二日目の試験を終えて帰ってきた
孫息子から電話があり



「羽ばあ~ちゃん終ったよ!たぶん大丈夫!」
という電話だった・・・



あんなに心配していたけど

孫息子の声を聞いてほっとした・・・・・



発表は今週末らしいけど

あなたの本試験は来月初めの県立入試だからね・・・

もう少しの間頑張ってほしい・・・



やる気出したのが入試1か月前なんて

ち~と遅いような気がするけど・・・・



結果良ければすべて良しとなってほしいところである。