娘からの電話で孫息子の模擬試験の結果を聞いていた時
またもや孫娘次女の話が出た・・・



その孫娘が(小3)祖母の働いてる会社の社長さん
に話していた言葉が娘の耳に入ったそう・・




上二人は勉強ばかりして遊んでくれないので
この次女は暇になるとお手伝いに行ってくると言って



生まれたときからみんなが大事にしてくれてる
祖母の会社へよく顔を出し
そこでお手伝いしてくる・・・




団塊の世代の社長さんが

子供のころから働く意欲を出させるためと言って
会社の手伝いをしたら300円くれるからである・・・




それは社長さんの部屋の掃除だったり

トイレ掃除だったり




時には軽トラに積んだゴミを社長さんと一緒に
直接ゴミ焼却場へ持ち込む作業だったりする・・・




よく働きとても力持ちなので社長さんは
Kちゃんのおかげで助かると言って
褒めてくださってるという・・



Kは自分が働いたお金は自分でしっかり管理し
おばあちゃんが休みの日に畑仕事をしているのを見ると
すぐ道路わきの自動販売機で自腹でお茶を買ってきて



「喉乾いたやろうこれ飲んで!」と言って渡したり
上二人が勉強部屋から出てこないと



兄(中3)と姉(小6)にジュースを買ってきて渡し

これKちゃんのおごりや。しっかり勉強しろよなぁ。」



と自分の稼ぎを
惜しげもなく使ったりすることもあるという・・・



コンビニへ行っても娘が一人1個ずつと決めても
次女はすぐ決められても長女がじっと粘って選べないでいると・・



「Mちゃん(小6)ママの決めた予算で買えないの?
足りない分はKちゃんが出してやるから早く決めろや・・・」



と、どっちが姉だかわからないことを言うという・・
働いてわずかの金を得る楽しみを覚えたこの子は



時間があるとじっとしていないで祖母の会社で
仕事を与えてもらって必死でお手伝いをするという・・・




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その孫娘次女が社長さんに話した言葉と言うのは





「Kちゃんは羽ば~ちゃんが一番好きなんだ・・
お年玉でも私たち兄妹に公平に1万円ずつくれるし・・・



年に関係なく一人の人間として
兄妹みんな平等に扱ってくれる・・・・



他の人はね・・・
みんな年齢によって金額が違うの・・・



今までずっとだけど・・
お兄ちゃんは五千円Mちゃんは3千円
Kちゃんは2千円とか・・・すごく不公平・・・



お店で売ってる欲しいものの値段は

年齢に関係なく同じ値段なのにねぇ・・



でも誰もわかってくれない・・・
だから自分で頑張ってお手伝いして 少ない分は働くんだ・・」



と言ってたという・・・



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回りは小学3年生ぐらいでは金額に差をつけても
何もわからないだろうと思っても



受け取る側としては
心に何かを感じているものなんだと
改めて感じた・・・



少なければ少ないなりに公平に扱ってほしい・・
といった孫娘次女の言葉がやけに耳に残っている・・。