新しいことに首を突っ込むのが大好きな私。

いつも見ている生協のチラシに、コードレスバリカンが

載っていた。「いつでもどこでも清潔にカット」の言葉に

酔い買ってみた。

「家庭でカット」とか、ボランティア活動で

カットをしている人たちの、

マニュアル本も読み、ついでにインターネットでも
ある程度の知識をコピーして、頭にねじ込んだ。


 これで準備OK!


でも、大事なことを忘れていた。

鴨鍋をするのに鴨がいない。


モルモットがいない!!


娘にちょっと孫を連れて来て。と電話した。


孫を椅子に座らせカットを始めたが、

孫は、私が素人だとなめてかかり、DSゲーム機を

持ったまま、あっち向き、こっち向き、動き放題だ。

まともな仕事が出来たりしない。

出来上がって、娘に、「ここも、ここも、ひどい虎刈りよ。」

と言われる始末。ちっともじっとしてない孫は

そこらじゅう切り傷だらけ。


「この子、あちらでは(嫁ぎ先)3億円の宝くじに

当たったのよりも有り難い、と言われている、大事な跡取りの

孫なのに、こんな頭にして・・・・」

娘は小言たらたら・・・・・


あせらず2週間待つてよ。


そのうち、いやと言うほど生えてくる。


失敗は成功のもと