「リョーマ、今日から俺たちも2年生だなっ!また一緒のクラスだといいな!」
「そうだな。そしたらまた勉強教えてもらえるからな。」
「相変わらず調子のいい奴め(笑)」
こいつはリョーマ。俺の友だち。
テスト前になるといつも俺が勉強を教えてる。
まあ教えると言ってもノートを写さしてやってるだけのようなもんだが。
「おいブンケイ!クラス発表されてるぞ!」
リョーマが教えてくれたので、どれどれっと俺はクラス分けの壁紙を見た。
2組か。どうやらリョーマも2組のようだ。
「リョーマ、今年もよろしくな!」
「こちらこそよろしく頼むぜ、ブンケイ!」
俺はリョーマにブンケイと呼ばれてる。
俺の本名が文覚慶太だから、苗字と名前の一字ずつをとってブンケイらしい。
本当の読み方は「もんがくけいた」だからモンケイじゃないのかと聞いたことがあるが、
「それじゃモンキーみたいだろ!お前はブンケイだよ」
だってさ。
と言うわけでどうやら俺はブンケイらしい。
「ブンケイ、今年も一緒のクラスだね」
後ろから声をかけられた。
振り向くとさえちゃんがいた。
さえちゃんは中学からの友だちだ。
リョーマは高校からだからリョーマよりも付き合いは長い。
「本当だね!この一年もよろしくね!」
俺はさえちゃんに返事をし、リョーマと一緒に三人で教室へと向かった。
仲のいい二人と同じクラスになれて良かった。
一度きりの高校二年生。
楽しい思い出ができたらいいな。