野村万作さんの「太郎冠者を生きる」を読みました。

既に絶版なので、古本を入手。

想像よりも率直に、アグレッシブに書かれていて、万作さんの真っ直ぐさが伺えるようで良かったです。

万作さんにとって師匠である父、万蔵さんの存在が大きいんだなぁと分かりました。
萬斎さんにとって父、万作さんの存在が大きいように。

そして、萬斎さんは万作さんを真面目だとか書かれていましたが、喜劇の世界のファミリーとしてそう感じられているわけで、一般的な家庭のお父さんに比べたら、やはり万作さんはかなりユーモアがあって明るいお人柄なんじゃないかと感じました。


この本のように率直なお話はとっても貴重だし、萬斎さんの「狂言サイボーグ」を読んでも思いましたが、是非10年スパンくらいで続編を読みたいわと願ってしまいます。

古典芸能でも、生きているものだから。演者が工夫して進化、深化しているものだから。
この挑戦はどういう思いで取り組まれたのかとか、どういう変遷があったかとか、知りたくなっちゃうのです。


それは、演技を観て感じるべきものかも知れませんが…。

とにかく、興味津々。