というわけで今日から息子が一人でお出かけ。
バス乗り場まで送って、職場でうとうと・・・。
さて。
本日は小さくまとめます。
昨日までは、子供と性別の話をしました。
要は何が言いたいのか・・・。
① ご自分のお子さんの性格は？ （甘えん坊？・自立している？）
② 親が行かせたい学校って決まってる？？（決まっている・決まっていない）
③ その学校の過去問のレベルって知ってる？（知ってる・知らない）
④ 目標はないけど受験することだけ決まっているとかじゃない？（その通り・そうじゃない）
⑤ 両親ともに目標がある程度同じ方向を向いてる？（向いてる・向いてない）
⑥ 塾任せになってない？（なっている・なっていない）
というこの⑥個。書いているうちに増えるかもしれないけど・・・。
そして今①まで書かせてもらいました。
②も若干ですが・・・。今日は、②親が行かせたい学校とは？という話を。
(8)親が行かせたい学校。
親として中学受験をさせる目的ってなんだろうか。
良い人生のため？
だとしたら良い人生とは？？
今、専門学校の運営をするようになって思う。
私は多分大学なんかより専門学校の方がむいてた。何よりもPC関連とかでよかった気がする。
大学の４年間ってなんて無駄だったんだろうと。
大学に行き、返事をしたら窓から抜け出し。
喫煙所に入り浸り
バイトに行く。
テストはまともに受けたことはなく
ノートはコピー。
ほぼ何も身についていないに等しい。
性格を考えれば、
手に職をつける方が向いていた。
PC系でも、ホスピタリティ系でも。
私の話なんてどうでもいいけど・・・。
地元の中学がよくない → 環境が良いところに。
大学受験をさせたくない → 付属校に
レベルが高い学校に入れて大学受験でのレベルを上げたい。
これらはわかる。
自分が受験したから
いい学校に行かせることがステータスだから
周囲の子が全員受験するから
これも実は多い。
自分が中学受験をしていなくて苦労したから。その友達がよく見えたから。
それも大切だし、正解だ。
もし、始める前の人が見ていたら
やめさせようと思っている保護者の方に見てほしい。
考えてほしい。
友達と遊ぶ時間を削り
家での会話の時間を勉強に当てて
言わなくていい小言を言う
嫌な思いをして、
周囲と比較をして。
それも中学受験だ。
メンタルクリニックにかかる小学生は本当に多いそうだ。
もちろん受験だけではないが。
何が言いたいか・・・。
「よく考えて、親も覚悟して！！！」
これだ。
本当に大変だ。
中学受験は、塾の言いなりの課金ゲームになる場合も多くある。
そして、それでも第一志望に合格するのは10％程度。
時間も、自由も全部投げ捨てて向かう。それが必要になる場合もある。
それでも、応援する覚悟があるのか。
それでもやらせたいのか。
親どうしの方向性が合わないなんて、見ている方の親への負担は計り知れない。
その姿を子供に見せるのか・・・。
それが正しいのか。
それでも、
中学受験で成功したとしても将来が約束されるわけではない。
潰れていく子も、自信をなくしていく子もたくさんみた。
何かに結果が出ると約束されたわけではない。
個別指導にいる時
見てきた。
附属中にいきながら、進級が怪しくなり慌てて大学受験をする家庭。
それって誰にでも起こり得ることだ。
今日は精神論だが、
「子供のこと考えた？早すぎではないか？タイミングや志望校のレベルはあってる？性格を考えるんだよ。子供の。」
私は思う。
子供に勉強するように伝えるなら、親も勉強して知るべきだ。
受験校のレベルや過去問の状況ぐらい・・・。わかるわけがない？
いやいや、そんなものネットにも過去問の前の方にも書いてある。解いてみたっていい。
わかる必要もないし教えられる必要もない。だけど、どんなものが出てどんなレベルなのか。
テキスト見て見比べるぐらいできる。
忙しい？そんなの子供も一緒だ。
必死になって知るべきだ。
受験は一人ではできない。
どんなに自立している子でも。
できるわけがない。
何もなし得たことがない子供たちに
一人で中学受験というモンスターに立ち向かえというのは酷ではないだろうか。
母親だけ、父親だけ。そんなレベルではない。
うちはテレビをやめた。趣味も私はやめた。好きなサッカーを見ることも。
小さなことだけど。
息子がリビングで勉強している間はテレビをつけたことは地震の時以外ではない。
飲みにいくのもほぼ。1年で1回あるかないか。友達と遊ぶのもやめた。
晩酌も週1缶ビールのみにして。
出かけるのは息子の経験になるものだけ。
漫画も、小説もやめた。
しょぼいって感じられるかもだけど。
勉強ができなかった私で、やりたい放題やってきた私には
本当に苦痛だった。
毎日の学習は私が横について、横でやらせた。
仕事をしながら、一緒に解きながら。
おかげで算数とくのも早くなったし、社会も理科も知識増えて、大人になって漢字がかけるものも増えた。
字も綺麗になった（笑
うちの子には受験が早かったから。
うちの子には多分あっていない学習内容だったから。
何度も同じ問題を繰り返さなくてはならない勉強も
ただ暗記するだけの勉強も
考えるのが好きな息子にはとてもとても高いハードルだったから。
幼なすぎて何もできなかったから一人では。
もっと知りたかったし、もっと息子はいろんなものを経験したかったはずだ。
だから仕方なかった。
嫁は、そうそうに私がやると息子を壊してしまうから
成績も見ない、宿題の状況、テストにも連れて行かないとそうそうに決めた。
だから、小4からほぼ私だ。
保護者会も、保護者面談も全部。
6年で塾をやめたあとも、全部私。
塾の講師だったからできた？そうかもしれないけど
そんなの関係ないと思う。ただ必死だっただけ。
成功させたい。親のために頑張っている息子を成功させたいってそれだけ。
失敗した後の嫁の落胆も見たくなかったから。
失敗がないように必死だった。
子供は、親のために結果を出したいと思う。
それは誰でも変わらない。
それはどんな子でも変わらない。
褒められたいから。
笑顔になってほしいから。
だから、
無関心であってはいけない。
一緒に笑って、一緒に泣かなくては。
テストで、宿題で。
あなたに その覚悟はあるのか・・・。私にはなかった。必死になっていたら生まれた。その覚悟。
自立しているからって放っておけない。
見なくては、気にかけなくては。
それが中学受験だと思う。
動機なんてなんでもいい。
なんでも。
始めたら途中で投げ出さない。
どんなに子供が嫌がっても。
どんなに苦しそうでも。
それを一緒に乗り越える覚悟。
それが合否を分けると思う。
ドラマでも言われたこの言葉。
母親の狂気。父親の財力。
その前に、
「両親の向き合う本当の覚悟」が私は合否を分ける と思っている。
財力はなんとでもなる。本気で、本気で行かせたいなら。
いや、なんとかするでしょ。お金なくても。
うちもないし。
狂気は放っておいても出てしまう。
それでも、やる、それでも続けさせる本当の覚悟が。
それが大切だと思うから。
やれるのか？？？親が決めるんだよ！
本音でこれが伝えたかった。そうだと自分で思う。
明日は、根性論ではなくまた書きます。
では。