どうしようもない筆無精・・・。続くのだろうか・・・。

 

さて、

過去問の使い方から離れるが、少し深く。

志望校を決める・・・。ということを。

 

志望校を決める時に私が前提で話していたこと。

 

 

1) 家からの距離

 子供は慣れる。しかし、中高一貫になると保護者もそこに通う。

 

 ある学校は成績表は保護者会で渡す形式・・・。何かあると呼び出される。

 授業参観・保護者会・文化祭に体育祭。

 何があるか。保護者も年間で5〜多い時は10回以上呼び出しやイベントがある。

 行かないを貫くこともできるだろうが、中高一貫で保護者同志も高校になると知り合いになりグループ化

 する。

 

 行かないはなかなかの勇気。

 

 それでもできるなら・・・。

 

 だから私は

 ・電車1時間は多くいる。しかし、ドア TO ドアで1時間なら電車は40分程度が基本。

  そして、乗り換えが2回以上になると遅れることも増える場合が多い。朝のラッシュの方向もある。

  yahooやグーグルMAPの路線図マップを利用して決めてみるのが良い。

と話していた。

 

 だって、乗り換えが3回あるのは大人でもしんどい。

 

 そして、1時間電車に乗ると、東京から平塚。東京から鴻巣・東京から牛久までいけてしまう。

  

 うちもドア to ドアで2時間弱かかるので部活はやれない状態だ。

 

 

 父親としてはそれがよかったのかどうかはわからない。それには答えがない…。

 

 

2) 附属か進学か

  やはり保護者が気になるのはブランド。

 

 しかし、それよりも、まずは、附属?進学校?これが実は大切だったり。

 附属校の問題(早慶は除く)は少々違う。問題としてはやはり基本問題を中心にしている場合が多い。

 問題の違いだけではなく、得点率が高く倍率にも大きく左右される場合も。

 

 

  もう一つ重ねると、皆あまり気にしないが附属にも直営とフランチャイズ(言い方は違う)がある。

 そのために、大学への持ち上がりの率が違ったりもする。

 

 ただ、基本的に学校の学習についていけていれば大学までの道は色濃く見える(何があるかはわからない)

 

 

 保護者の方は、どうしても自分が知っている大学のレベル感や評判で計ろうとする。

 時は経ち学部も大きく変化をして、受験問題の傾向も異なる場合も多い。

 周囲の評判や、大学内部の様子などは私が通っていた25年前とは全くと言っていいほど異なる。

 知らずに、自分の定規で附属校を選ぶとそのレベルの高さや人気の高さに驚くこともあるのではないだろうか。 

 

 保護者の方にも、

 

 「大学受験は経験させたい。自分の人生に自分で責任を持たせたい」

 

 という方が多いのは間違いない。それは私も賛成だ。

 

 しかし、近年の大学入試改革で大きく入試がかわろうとしているのも間違いない。

 特別選抜型入試の実施やその入学比率の自由化。一般入試問題の変化など。上げればキリがない。

 推薦入試を利用することは実は普通だったりする。

 

 さらに、大学受験用にまた塾予備校の費用がかさむ。

 これも考慮が必要だ。日々の勉強も同様に頑張らなければならないので個別指導に行くなどお金がかかる場合も多い。

 ただ、私立は非常に手厚い場合もあるので放課後予備校などを実施している学校も少なくない。

 

 ここで大切なのは、どんな学生生活をさせたいのか。

 大学受験はやはり遅くとも2年生の夏前後にはある程度どうするのか決めて学習が必要になる。

 学校を充実して暮らさせたいのか。

 勉強をさせたいのか。

 

 難しいが、保護者どうしで話をして方向性を合わせていく必要があるだろう。

 少なくとも小学5年生に上がる時までには決めておきたい。

 

3)宗教や女子校・男子校などの特色

 よく言われる。

 

 

 「宗教的なものはちょっと・・・。」

 

 ちょっとセンシティブ(これで痛い思いをしたこともある)だが一言だけ。

 

 ご家庭に信じているものがあるなら選べばいいと思う。

 しかし、何もないのだったら(一部宗教的なものを斡旋する所もあるが)別に対して変わらない。

 その宗教の教えを中心として教育をするというのがその学校だから。

 むしろ生活指導の方向性は一貫する場合もある(進めてはいないし私は無宗教です)

 

 さらに、いいこともある。キリスト教系だと、大学と高校が繋がっていて優先的に入学が可能な推薦入試的なものが

 ある場合もある。それだって狙い目だ。

 

 

 宗教的なものがなくても怪しい学校はたくさんある。課金ビジネスを中心にしている学校もあるし

 父母会にお金がバンバン必要なところだって。明らかに校長一族にお金が流れていたり・・・。

 

 

 「男子校・共学はどうなの?」

 

 これもまた・・・。正直、女子校は女子中心になって結婚できないんじゃないか・・。

 なんて言われるがそんなことはない。結婚する人はするし、しない人はしない。

 いじめがあるんじゃないか・・・。とかも言われるが

 他人といれば比較が生まれ、嫌なことはいわれるし、タイミングなどにもよる。

 

 だから、私の答えは

 

  「どこにでもある。小さいかもしれないし、大きいかもしれない。

         どちらかはわからないけど。むしろ一切ありません。の方が怪しい気がします。」

 

 

 ただこれだけは。

 

 某職業の御子息たちは、病床数マウントが存在したりもあるようだ。

 さらに、レベルが高い学校では、中学受験どこに受かったかマウントや、模擬試験学年順位マウントなども存在する。

 この辺りは、レベルが高い学校の生徒の方が苦しそうな場合がよく見られた。

 

 結論としては、よく見て。保護者どうしがよく話すこと。ただし、先入観はいらない。

 出口をきちんと見極めて、どういうふうに中学生・高校生を過ごさせたいのか。

 

 

 

 これに尽きる気がする・・・。