消えてしまったブログにへこみつつ・・・。
もう一度。そして写真の入れ方がわからないから文字のみで・・・。すみません。
◆◆ 中学受験の親の準備 ◆◆
「入試問題とお友達になろう!」
中学受験は、概ねどの塾も小5の終了時(1月末)または6年2・3ヶ月で全てのカリキュラムを終了する。
息子が通っていた4大塾のうちの一つもそうだ。理科・社会だけが6年の数ヶ月のみ入っていた。
その後は、単元別総合演習 → 複合問題演習 →時事問題・特殊ケースの問題などになっていく。
ここでの疑問・・・。
「 志望校の入試問題はいつやるの? 」
まずはこれ。めちゃ小6の保護者から言われるやつ。
私のふつーーーに回答していたのはこれ
「1週間で2年分ずつ位は時間を少し短くして解いてほしいです!やはり時間の使い方はね。大切ですし。」
いつやるか。には言及せず、何でやるかに話を意図的にすり替えていた。今思えば巧妙すぎる手口だ。
なぜか・・・。
そんな時間ないから。
勝手にやってもらわないと困るから。
だって単元詰まってるんだもん。
やること決まってるし。
それやらないと週テストできないし・・・。
点数落ちるとママたち発狂するし。クラスが変われば相談増えるし。
なにより、モチベがめちゃ落ちる・・・。これが本音。
よーーーーく考えると、塾の宿題は多い。
特に4大中学受験塾の多くは最後の最後まで学習内容・演習内容が詰まっているために過去問の時間はほぼ取りづらい。
週テストがあって、その復習で動画見て。オンラインの教材やって、宿題して、予習して。学校も行って・・・。いやいやいやいやいや。
ない・・・。そんな暇。過去問やるなんて。
ただ、塾としては、暇を与えて過去問ばっかりやってできた気になればこれまた困る。
だって、過去問は傾向や時間配分はつかめても基本的には2度とその問題は出題されないから。
もちろん、そうやって天狗になると全敗の可能性も出る。過去問をやれば質問が出る。
そうすると個別対応だらけになり対応がまばらになる。(特に算数・理科の講師は捕まる・・・。)
個別面談は満足度も上がるが不満も生みやすいためにできればその対応は実は減らしたい。
これが本音だ・・・。
塾もなかなか悩むものだ。求める人は尋常じゃないほど求める。
時には躾を。
時には飴と鞭をつかってモチベを上げてほしいという。
便利やかい!託児所と勘違いしている人は大量発生中だ!(そう使ってもらってももちろん大丈夫だけど)
中学受験の入試問題はそれぞれの学校にカラーがある。個性みたいなものだ。だから過去問はやらなくてはならない。
確率の問題が絶対出る。
詩が絶対出る。
時差が絶対出るのように。
だから、過去問をやらないということは
防具を着ずに剣道をやるようなもの。勝てるかもしれない。だけど痛い・・・。(わかりづらいな・・・。)
だけど、ほぼやる暇はない。
やれないで受験をする場合も多い。
第一志望のみ、または第一志望も塾の宿題で一杯一杯でできない。こなせる子供ももちろんいる。宿題も、予習や復習も。
模擬試験もその直しも。そして、過去問も・・・。それは一部のハイパー賢い軍団のみだ。
それかとんでもないブラックデビル化した保護者が住む街(家)に暮らしているかどちらかだ・・。
でない限りそんな神的小学生は生まれない・・・。(うちも例外ではない)
だから、小学6年生を塾任せ・・・。いいけど・・。いいの???というのが自分の息子を受験させてみて思うこと。
甘えん坊で、何でも質問したがる。そしておしゃべり・・・。塾行ったら話ばっかり・・・。勉強したんかい???????
って思うことばかり。いっただけ????と思ったり。
テストは適当(小学校卒業してから模擬試験をまともに受けたことがない としって愕然・・・ 。)
100万円近い、いや以上のお金を払うことが多い小学6年生の受験をどう過ごすか。
これはキチンと考えなくてはならない。
でも、多くの場合は
「問題の傾向なんてわからないし、どこがいい中学かなんてわからない。だから塾に頼るしかない」
これが多数派。それは塾の思う壺・・・。
だからこそ、
自分の息子や娘の性格を考える。
入試問題にちょっぴり詳しくなる。これが必要だ。
そして何よりも、任せる先をきちんと考えることだ。それが一番合格へ近い。
あ、塾の先生が若くてイケメンだから会いたいとか副産物的要素がある場合はそのまま通って
お金を支払い続けるのはいいかもしれない・・・(笑)
それはわからなくはないわけではないが・・・。
次回は、過去問の使い方と塾の使い方を少しだけ・・・。