鉄道旅 〜 祝 北陸新幹線 敦賀延伸開業 その1 | なすの258号のブログ

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2024年3月16日 JRのダイヤ改正が行われ、北陸新幹線も、福井県の敦賀まで、ついに延伸開業しました。

そんな開業初日に、私もこの新幹線に乗るべく、東京駅に向かいました。

上越北陸新幹線の列車案内板に、
 6:16 かがやき501号 に新たなる行き先 “敦賀”が加わりました。
  

改札の時間になり、22番線ホームに上がると、かがやき501号敦賀行きがスタンバイしていました。

形式をよく見ると、E7系でJR東日本が所有する新幹線でした。

1号車側は、出発式を行う関係で、立ち入ることができず、代わりに12号車側に立ってみました。


22番線が北陸新幹線の敦賀行きですが、21番線は上越新幹線の新潟行きになります。
北陸新幹線、上越新幹線ともに、E7系が使われるので、行き先や停車駅などをよく確認しないと、乗り間違えることも考えられます。


隣に寄り添う東海道新幹線のホームには、博多行きののぞみ1号。


N700Sと顔を会わせるように、23番線には東北新幹線のE5系が入線してきました。


こちらは、6:04発やまびこ51号盛岡行きです。

6:16 かがやき501号 敦賀行きは、出発式を終えて、東京駅を去っていきました。

ちなみに、私が乗る北陸新幹線は、走り去った かがやき501号ではなく、7:20発 かがやき503号 敦賀行きです。

その1本前が、上越新幹線のとき303号の新潟行きで、同じE7系が出発していきました。


かがやきの座席指定を取るとき、1本目の501号は座席が満席になっていたので、私は2本目の503号の座席指定を取りました。

そんな当日の朝、かがやき503号が入線してきました。




形式をふと見たら、W7系。JR西日本所有の新幹線になります。

東海道山陽新幹線だと、JRのロゴの色で、東海か西日本かを判別できますが、北陸新幹線の場合は、
East(東)  か  West(西)で、判別ができます。




7:20 かがやき503号は時刻通り、東京駅を出発しました。



14番線に止まる東海道新幹線と別れを告げ、東京駅を後にしました。

このかがやき503号は、停車駅が、大宮、長野、富山、金沢、福井、敦賀と、主要な駅にしか止まらない新幹線です。



神田川を渡り秋葉原から地下に潜ると、上野駅をゆっくりと通過します。



日暮里から地上に出ると、尾久の車両基地に、トランスウィート四季島の姿が見えました。


赤羽台トンネルを潜れば、埼京線が寄り添います。

乗っている新幹線は、北陸新幹線ですが、東京〜大宮間は、東北新幹線を走行しています。
この東北新幹線が完成していなければ、上越新幹線はおろか、北陸新幹線もできてはいません。

荒川を越えて、武蔵浦和付近まで来ると、さいたま新都心が見えてきます。


大宮駅に到着すると、ホームにはたくさんの人が並んでいました。
この日のかがやき503号の座席指定は、既に売り切れていて、座席の変更もできない旨の車内放送がありました。

大宮駅を出発すれば、今までの慣らし運転から、新幹線本来のスピードに上げていきます。



大宮から上越新幹線に入るかがやき503号。
東北新幹線との複々線に入り、上り方の上越新幹線が高度を上げていくと、、、、


上越新幹線の上り線は、東北新幹線の上を跨ぎます。





これで、東北新幹線とはお別れ。

大宮から高崎までは、上越新幹線を走ります。


ただただ広い関東平野。

上越新幹線を走行中は、少し寝てしまい、熊谷や本庄早稲田、高崎の通過は、見れないままでした。

高崎から北陸新幹線に入るかがやき503号。
本来ならこの高崎から、分岐点までの区間でも、上越新幹線と北陸新幹線との複々線になるはずでしたが、北陸新幹線の最初の開業区間の時期に、間に合わないらしく、北陸新幹線の下り線は途中にポイントで、上越新幹線と分岐する形を取っています。

北陸新幹線に入るこの新幹線も、ポイントの手前で、160km/h以下までスピードを落とします。


この分岐点から、北陸新幹線になります。