本日の読書感想文


 

 

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自由研究には向かない殺人

翻訳者:服部京子
作者:ホリー・ジャクソン


あらすじ 

彼は殺人犯ではないと証明する。
それが、わたしの自由研究。
英米で大ベストセラーの謎解きミステリ!


イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)"に取り組んでいた。題材は5年前の少女失踪事件。交際相手の少年が遺体で発見され、警察は彼が少女を殺害して自殺したと発表した。少年と親交があったピップは彼の無実を証明するため、自由研究を隠れ蓑に真相を探る。調査と推理で次々に判明する新事実、二転三転する展開、そして驚きの結末。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、イギリスで大ベストセラーとなった謎解き青春ミステリ!


まだ半分位しか読んでいませんが、面白いです。

殺された女の子の裏の顔もだんだん出てきて、彼女を取り巻く周りの人間のこともわかってきて。

ただ、単なる高校の自由研究に警察がここまで協力するのかと思いました。 


face bookを使って被害者の妹の友人の情報を取ったり、スマホを駆使して危ない人物に

たどり着いたり、今のお話だなあ、と。出てくる名前も今風です。

 

 

グッときたポイント 

おすすめ推理小説を探していたら、ヒットしました。

自由研究には向かない殺人

独特のタイトルに惹かれ、図書館で借りてみようと検索したら、

原文の英語版も同時に検索結果に上がりました! せっかくなので、英語版も借りました。


自由研究というワードは、英語圏の学校用語で思い浮かびません。

原文ではschool project。上手く訳してらっしゃる誕生日帽子

この本ではTOEICの単語集には出てこない学校用語がわかります。


英語版をメインに読み、意味が取れない時は日本語版を読みます。 

翻訳者の服部京子さんの訳がお上手です🌺日本語が自然です。

leverageを切り札と訳すなんて、絶妙です。


こんな人におすすめ 

The No.1 New York Times bestseller

第2位 2022年本屋大賞 翻訳小説部門
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
*第2位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編
*第2位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
*第2位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇
ブリティシュ・ブックアワード受賞
Amazon.comで7000レビュー!  
だそうです。

推理小説が好きな人にお薦めできます。  


どんどん新しい人が出てきて、謎が深まる。

私の好きなインタビュー形式で進むお話。


↓このお話を思い出しました。これもめちゃくちゃ面白かった。