日本は皆を平等に扱おうとする社会。イギリスはそうではありません。

 留学中、住居を替えたいと思ってもすぐに引っ越せる人、そうでない人。次の入居者がすぐに見つかる所にすんでいる場合はすぐに退去できますが、そうでなければ一苦労。学校側のビジネスに関わる問題だからです。退去させてもらえず、正当な理由を書いた書面を提出させられた人もいます。そうかと思えば人気のon campus flatに住んでいる学生なら何もせず即座に退去できます。

 保証金の返還額も人によって違う。どういう事情でそうなるのかはわかりません。全額返してもらえなった人は納得がいかない。返してもらえたかどうか色々な人に聞きまわります。聞かれる方としては、正直うざい。

 他にも同じcollegeの同じ専門コースで学んでいても、修了後インターンがあるかどうかは、どの代理店を通しているかによって変わります。代理店の力が強いとインターン付の留学プログラムにできるというのは大人には理解できる世の中の仕組み。でも社会人経験のない学生さんには納得がいかない様子。

 イギリス不平等社会に慣れると人によって待遇が違う事を自然に受け入れられるようになりました。反面、日本がいかに平等且つ均一化を図る社会かと改めて驚かされます。