日本が「受身」がよいとされる文化だとするとイギリスは「自主性」が重んじられる文化。先生は、15人程度の生徒の近くに立ち(机の上に座ることもありますが、それも問題がない文化)語りかけます。
特定の生徒を当てて、答えを言わせることは滅多にありません。答えを知ってる生徒が、自主的に発言し、授業が進んでいきます。躊躇や遠慮が良しとされることはないです。

 日本に居たら、なぜか欧米の良い点しか聞こえてこなくないですか?私は子供の頃からアメリカに強い憧れを抱いた西洋好きですが、イギリスに住んで半年もすると良い点と悪い点が見えてきました。

 自主性を重んじる文化ということは、逆を言えば、受身の人、自分から出ていけない人はいつまでたっても発言の機会が与えられず、置いていかれる社会ですよね。とにかく自分から割って入っていかないと無理なんですよね。日本に入ってくる欧米の情報っていい点が圧倒的に多いですが、必ずそこには弊害もあるように思います。