水曜日の英語のクラスにUAEからの留学生が来ます。どうやら彼らはA-levelで英国の大学進学を目指しているみたいです。

 数年前、日本に住んでいた頃、海外旅行に行きたいなと思って興味を持ったのはドバイ。リゾート地としても洗練されていそうだし、エキゾチックなイメージ。あくまでもイメージ。実現しないままイギリスに来ました。

 うちのcollegeにはいかにも中東の人という人も多く見かけます。恥ずかしながらドバイは国の名前と勘違いしていましたが、都市の名前なのですね。UAEはアラブ首長国連邦。とういことは英語のクラスで会う彼らは日本語でアラブ人と呼ばれる方々でしょうか。
 
 日本に住んでいた頃はアラブ人と話す機会なんて皆無。国民性も文化も宗教も言語も未知の世界。英語のクラスに居るアラブ人は明るい。英語も上手。服装も普通にジーンズにジャケット。今日の英語のクラスの話題は宗教。明るく断食や日に5回のお祈り等、イスラム教の話をしてくれました。

 目鼻立ちがはっきりして、彫が深く、こげ茶色の肌に漆黒の髪。独特です。でも、インド人の女性と並んで座っていると同じお国の人みたい。色々な国からの留学生が一同に会する学校に居ると人類学にも興味がでてきます。

 アラブ首長国連邦も西側諸国のように経済発展を望んでいるのでしょうか。ルーブル美術館の分館が建設される模様。10年後20年後、経済力がある国に変化が見られる気がします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070306-00000144-jij-int

 将来その国を担う若くて国際的な留学生に出会うのは刺激的。母国語と異なる言語体系を持つ英語を操るその姿を見るとどんな英才教育を受けたのかと興味津々。ヨーロッパや中東からの留学生がいるイギリスに留学して良かったと思います。