留学するまで日本のアニメやフィギュア、秋葉原がここまで外国人に受けているとは思いませんでした。日本のオランダ系外資系企業で同僚だったオランダ人はオタクが高じて転籍したんだろうなという事は薄々感じてはいました。

 留学した初日から私=日本人=日本文化=アニメ・オタクという連想で20歳前後の外国人留学生から好きな日本のアニメの話題を良く出されます。残念ながら、私自身は見ないのでそこで盛り上がれず、親しくなれずに終わります。

I wish I could love OTAKU.

 留学後、参考までに見てみましたが、面白さを見出せず埋められないgeneration gap。

 私の友人である日本人留学生2人が家に泊めてもらう仲のスペイン人はどちらも親日家。日本のアニメや日本語に興味があるそうです。スペイン在住の日本人の友人に聞いてみても、アニメ好きが高じて日本に興味を持ち、日本語を一生懸命勉強するスペイン人と接する機会が年々増えてきているとのこと。
他にも私が知り合ったオタク好きは香港人、イギリス人、スェーデン人等々。

 今日、ネットで秋葉原オタクツアーの記事を見つけました。外国人に取っては嬉しくてたまらないツアーでしょう。確かに彼らはオタクをクールと思っている。外国人の思うオタクとはある事柄に深く興味を持ち、知識を深め、精通している人と定義つけられるような気もします。キモイというイメージはどこまで伝わっているのでしょうか。

 フィギュアにしてもアニメにしてもあの繊細さは日本人にしか出せないような気がします。となればやはり世界に誇る近代日本文化ですよね。