日本にず~っと住んでいる時は海外在住という響きは“格好いい”というイメージしかなかったのですが、初の海外暮らし半年目。今は“大変”に変わりつつあります。

 学生時代の友人からの年賀状が海外から送られてくるようになってから数年。韓国・上海・イギリス・スペイン。いわゆる駐在人妻となった人々です。

 今回のスペイン旅行にあたり長年の沈黙を破り友人にコンタクトをとりました。友人夫婦に子供ができるまで頻繁に食事に行ったり、旅行に行ったりしていた仲ですが、最後に会ったのは5年前に3時間程度。その前は3年前に3時間程度。合計約8年以上のブランク。ヨーロッパ留学中の身でありながら連絡も取らないのは失礼だと思いメールで近況を伝えると歓迎してもらえました。

 バルセロナ空港まで家族総出でお出向かえ。スペインの日系企業で事務所内では日本人一人で仕事をするご主人も私の訪問を喜んでくれました。初対面の子供達とも仲良くなり旧交を深める楽しい一時でした。

 友人のご主人はスペイン語で仕事をしていますし、友人はスペイン語を習っていますが、家の中から出なければ日本にいる錯覚を起こします。

 日本では外国人の友人も居ましたが、この半年間私が行動をともにするのはほとんど日本人。語学力の問題ではなく感覚の問題ですね。生活習慣・食事・常識が同じでなけばしんどいのは年齢のせいでしょうか。自分でも驚く結果です。