松江の八重垣神社です。
ここも、小泉八雲ゆかりの地です。
高天原から出雲の斐の川上に降り立った素戔嗚尊(スサノヲノミコト)は、
老夫婦と稲田姫が泣いているのを見て、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治し、
稲田姫の命を救いました。
この時に素戔嗚尊は、斐の川上から七里離れた佐草の郷、
「佐久佐女の森(奥の院)」に、大杉を中心に『八重垣』を造り、
稲田姫を隠しました。
八岐大蛇を退治した素戔嗚尊は、稲田姫と結婚し、
佐草の地に宮造りし、夫婦の宮居として縁結びの道を開いたのだそうです。
また、「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」
という妻をめとった喜びの歌から、『八重垣の宮』となりました。
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