仙洞御所 【京都のオススメ観光スポット】 | 京都を遊びつくすブログ

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仙洞御所へ行ってきました!

説明してくださる方がめちゃくちゃ面白い方で、

すっと内容が耳に入ってきました。

さて、仙洞とは本来仙人の住み処をいうそうです。

仙人とは俗世を離れて深山に隠遁することから、

退位した天皇の住まいの美称として

用いられるようになったそうです。

それで仙洞御所なんですね。




京都御苑内にある仙洞御所は、1627年に後水尾上皇のために

造営されたもので、正式名称は桜町殿というそうです。

東部に広がる池を囲む庭園は

初め小堀遠州によって築庭されたのですが、

のちに後水尾上皇の意向により大きく改造されてしまいました。

小堀遠州は、直線的な美を好んで用いましたが、

後水尾上皇は、平安貴族のような曲線的なものを好んでいたそうで、

それでかなり改造されちゃったみたいです。

小堀遠州の名前だけはすごく有名だけど、

国内に彼の意匠が残るものはほとんど残ってないそうで、

じゃあ日本人は彼の何を称えて彼の名を繰り返すのでしょうかね。





なぜかこの日、地上に亀さんがいました。

このブログを書いた人
山本和華子

本を出版しました!