説明してくださる方がめちゃくちゃ面白い方で、
すっと内容が耳に入ってきました。
さて、仙洞とは本来仙人の住み処をいうそうです。
仙人とは俗世を離れて深山に隠遁することから、
退位した天皇の住まいの美称として
用いられるようになったそうです。
それで仙洞御所なんですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150610/15/uk1989/9d/b7/j/t02200165_0400030013333108527.jpg?caw=800)
京都御苑内にある仙洞御所は、1627年に後水尾上皇のために
造営されたもので、正式名称は桜町殿というそうです。
東部に広がる池を囲む庭園は
初め小堀遠州によって築庭されたのですが、
のちに後水尾上皇の意向により大きく改造されてしまいました。
小堀遠州は、直線的な美を好んで用いましたが、
後水尾上皇は、平安貴族のような曲線的なものを好んでいたそうで、
それでかなり改造されちゃったみたいです。
小堀遠州の名前だけはすごく有名だけど、
国内に彼の意匠が残るものはほとんど残ってないそうで、
じゃあ日本人は彼の何を称えて彼の名を繰り返すのでしょうかね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150610/15/uk1989/18/57/j/t02200165_0400030013333108528.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150610/15/uk1989/1d/07/j/t02200165_0400030013333108530.jpg?caw=800)
なぜかこの日、地上に亀さんがいました。
このブログを書いた人
山本和華子
本を出版しました!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230927/17/uk1989/5b/14/p/o0445064915343524424.png?caw=800)