Over the Bridge on the River -20ページ目

暗くなるまで待って・・・

「Chamisul」とは、昨夜が、初対面でした。

以前の職場で、親しくして頂いた方の家で、夕食を御馳走になっているときでした。


名前は、「Chamisul」、出身は、「日本の隣の国」、とのことでした。

一目見た時から、気に入りました。


私たちが、話をしたり、飲んだり、食べたりしている時も、「Chamisul」は、私の後ろで、「じっと」、静かに、たたずんでいました。


夜も更けて、お暇するときになって、「Chamisul、気に入ったなら、一緒に連れて帰っていいよ」と言われました。

戸惑いました。

私は、「Chamisul」のことが、好きになっていましたし、「Chamisul」も、満更ではないように、私には見えました・・・




昨夜、「Chamisul」は、私の部屋に泊まりました。

しかし、「Chamisul」は、私が触れても、身を固くしたままでした。


今朝起きた時、「Chamisul」は、私のそばにいました。

相変わらず身を固くしたまま。しかし、部屋から出て行こうとはしませんでした。



昼間になっても、私のそばから離れようとはしないので、「Chamisul」に、軽く触れてみました。

「Chamisul」は、何も言わず、相変わらず身を固くしたまま、私の方を見ようともしません。

それ以上は、あきらめました。



夕暮れ時、あたりが暗くなるころになって、初めて、「Chamisul」が、心を許してくれたように、私には思えました。

固く閉ざされていたものが、開いたように、私には思えました。



シャワーを浴びたあと、思い切って、「Chamisul」、を強く握り、引き寄せました・・・




「Chamisul」は、昨夜と同じ味がしました。


今、このブログを書いている時も、「Chamisul」は、私のそばにいます。


もしかしたら、私は、「Chamisul」を、愛し始めているのかもしれません・・・





「チャミスル」、それは、「焼酎」の名前。

「チャミスル」、それは、「韓国から輸入された」「瓶に入った」、焼酎の名前。




nimotsu matomena akann noni mata ahonakoto kaiteshimota


By Crying Freeman

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上善如水(じょうぜんみずのごとし)

学生の頃、居酒屋さんでアルバイトをしていました。

あるとき、お医者さんの卵が、2人やってきて、カウンター席に座りました。

以下は、その時の2人の会話。


注)「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」とは、有名な日本酒のブランド名です


「上善如水、2つちょうだい。ひやで」

「ひやか?俺は燗したやつ飲みたいんやけど」


「アホやな、おまえは。知らんのか?上善如水って、燗したらあかんねんで」

「なんでや?味が変わるからか?」


「ちゃうちゃう」

「ほな、なんで燗したらあかんねん?」


「上善如水ちゅうお酒をやな、燗したとするやろ?」

「うん」


「ほんなら、名前が変わってしまうねん」

「・・・?」


「わからんか?ほんまに、アホやな、おまえは」

「・・・??」


「上善如水を燗すると・・・」

「・・・???」


「ジョウゼンミズノゴトシ、が、ジョウゼンオユノゴトシ、になってしまうねん」

「・・・」


「どや?ひとつ、かしこなったやろ?」

「・・・アホは、おまえのほうや・・・」


楽しく、勉強になる仕事場でした。


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生まれたところを遠く離れて

あと数日で、タイへ向かいます。


私は、日本で生まれ、育った、日本人です。


日本にいるときは、その他大勢の一人です。

外国にいると、その国の人たちから見れば、私は、「私」でありつつ、「日本人」でもあります。


私が、歩きながら煙草を吸えば、「私が、歩きながら、煙草を吸っている」つもりでも、

「日本人が、歩きながら、煙草を吸っている」、と、思われます。

道端にゴミを捨てれば、「日本人が、道端にゴミを捨てている」

違法行為をすれば、「日本人が、違法行為をしている」


私は、私です。日本にいても。外国にいても。

私には、私の「考え」があって、「やり方」があって、「生き方」があります。

日本にいても、外国にいても、変えるつもりはありません。


だけど。

外国の人は、私を通して、日本と日本人も見ようとします。


私は、日本という国と日本人が好きです。

「日本はいい国ですね。日本人はいい人たちですね」という、言葉を聞くと、うれしくなります。


だから、外国にいるときは、日本にいる時よりも、もっと、背筋を伸ばして、まっすぐに歩いていこう、と思います。

外国の人が、今よりほんの少し、日本と日本人を、好きになってくれれば、と思います。

私のことも、少し好きになってくれれば、と思います。



外国の女のひと、(特に、私と年齢が近くて、美人で、気立てがよくて、明るくて、一緒にいて楽しい人)は、「私だけ」を、激しく好きになってくれてもいいと思います。日本と日本人には我慢してもらいたいと思います。


By Crying Freeman


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