僕の家庭は、
前から言っている通り、
霊媒体質の親兄弟。
親父は見えないが触れるし、
母親は予知夢をよく見るし、
妹は住所や写真を見て、
そこにどんな霊がいるかわかるし、
弟はくっきりと見え、
会話もできるという霊能力者。
僕はその中で唯一の『無能力者』。
弟曰く、
『無能力がゆえに、
霊の干渉をもっと受けてもいいのに、
ほとんど受けていない、
最強の能力かもしれんね』
だそうです。
地元の友人連中の中では、
この霊媒体質一家は有名な話で、
弟は特に霊能力が強いがゆえに、
度々霊的な相談をもらったり、
実際に解決してくれという依頼があったりと、
大変な毎日を過ごしていました。
それは時に、
人にうらやましがられる能力でもあるのですが、
僕の記憶する限り弟の人生というのは、
とても数奇なものだったように思います。
物心ついた時には能力が開花しており、
赤ちゃんの頃にもその片鱗は見えておりました。
母親の後ろに向かって抱っこを要求する赤ん坊を、
父も母も、
半ば『この子もか…』という諦めのような表情で、
抱きしめていたのを覚えています。
両親ともに能力者がゆえ、
僕が無能力である事を喜んでいた最中、
弟の能力は両親の喜びにはなりませんでした。
彼が幼稚園の頃、
三面鏡に向かって『これあげる』と、
僕からもらったアメを渡そうとしているのを見て、
鏡という存在が理解できないのかな?
と思っていたのですが、
母親は悲しそうな顔をして
『もう食べれないのよ…』
と言っていた姿は鮮明に覚えていますが、
当時はそれが何を意味する事なのかわかりませんでした。
『お兄ちゃん…
あんまり魚釣りに行かないでね』
ある日弟に言われ、
無視して行った先で、
原因不明の腹痛で意識を失い、
病院に搬送された事がありました。
気づいた時にはベッドの上。
その横にいる両親の心配そうな顔、
その傍らには、
僕のお腹の上の空中に向かって
『ヘェ…
そうなんだ…
ヘェ…
でもね、
お兄ちゃんは僕のお兄ちゃんだから、
そっちには行かせないよ』
と言っている幼稚園の弟の姿がありました。
ある日両親に言いました。
『弟って、
どこかおかしいの?』
両親は言いました。
『おかしくはないんやけどな…
人には見えんモンが見えるらしいわ…
でも、
お前の大切な弟やから、
お兄ちゃんとして接してくれよ』
悲しそうな父親の懇願する顔は、
とても印象的でした。
そんな弟の能力は、
年齢を重ねるごとに、
収まるどころかどんどん強まっていき、
人そのもののような姿で見えるようになってきたと聞きました。
そして、
いつぞや霊と話ができるようになり、
弟の能力は次第に暴走しはじめました。
続きはアメンバー限定日記で。。。
プライベートで色々と変化がありまして、
またお知らせはしますが、
マジに忙しすぎて吐きそうでした。
何人もの方から、
心配メールやお電話などいただきましたが、
体調を崩したわけでもなく、
至って健康そのものでしたので、
せめてそれだけでもアップしとけばよかったと反省…
ほんと、
申し訳ない気持ちもたっぷりあるのですが、
ありがたい気持ちもたっぷりあります。
心配してくれてありがとう(^-^)
ちなみに、
最も多かったのは
『怖い話はいつ頃?』
というメールでしたo(TωT )