Live a life
コロナ過の中でも勉強したい熱意は収まらず、留学に行く人もいました。
何かを学びたいと思う衝動は素晴らしいものであり、自分を開発する大事な力だと思います。
2010年代までは韓国から日本に来る留学生が沢山いました。アメリカの次に留学を好む国が日本でした。
特に製菓、ジュエリー、音響、放送関連への留学が多く自分もその一人でした。
国内で学べないものを学ぶため、海外で勉強をする。
同じ国の中でも拠点を変えて勉強するのが大変なのに、海外に行くと生活習慣や今までの出来ていた沢山のことが変わり自分が解決しなければならないことは色んな準備をして決断しなければなりません。
今まで韓国から日本へ留学に来る理由は
韓国では専門的に学べない分野を専門学校で学べる
欧米より習慣が似ている、距離的にも近い
経済、文化の先進国で犯罪率の低い安全性
でしたが、2015年以後は韓国国内でも沢山の学校や専門教育機関が安定され留学自体が減ってる傾向です。
現在は逆に、日本から韓国へ留学に行きたい人がかなり増えていると思います。
語学研修を初め、韓国で仕事を求め大学に進学したり色んなパターンが増えています。
特に、KPOPの人気により歌やダンスを本場で学びたい方は確実に増えています。
それに合わせ、コロナ前は日本語が出来るダンススタジオや一般的には月のカリキュラムを1回のみで参加で出来るカリキュラムに対応したりする学園なども増えていました。
今回のエピソードでは実際に合った経験に基づいて話してみたいと思います。
ケース1>韓国へダンス留学をしたい、そのままデビューしたい高校生A
お世話になっている社長からのお願いで、自分が手伝うことになりました。
彼女は大会で優勝し、日本で計画していたグループのメンバーになる予定でしたが本人が韓国行きを強く希望していました。
本人からは
*自分のダンスは韓国でも通用する高いレベル
*機会があれば自分はすぐデビュー出来る
自身が溢れていました。
私が確認したのは
*バックダンサーじゃなくアイドルでデビューするならダンスだけではなく歌は必修。
*韓国語はあるほど出来ないと最初から選ばれない。
*今のダンス実力では厳しい。
ことでした。
ですが韓国でデビューしたい気持ちを応援したい思い、友人に連絡を回し専門教育機関や名高いダンス・歌のインストラクターを紹介し結局本人はその中からいいと思ったところへ留学に行きました。
約3ヵ月間、本人の過程や結果を確認しましたがあまりよい話を聞けませんでした。
学園の担当者からは
*彼女はカリキュラムには消極的過ぎる、他の生徒ともほぼ話さない。
*何よりカリキュラムを一生懸命クリアしたい気持ちが見えず色々誘ったが断わられた。
それはもちろん、10代から親元を離れて異国でハードなレッスンをうけることは大変だと思います。
ですがデビューを目指すものはまず(?)はこれくらいを乗り越えないと、事務所の練習生になってデビューできないと思います。
彼女はそのあとまた韓国の大学の語学園に1年間留学に行ったようですがその後の進行は当時留学に世話になっていた担当者には何も知られてないようでした。
沢山の人が彼女の夢を応援したが、正直私が思うのは何しに留学に行ったかが疑問です。
パターン2>韓国で住みながらビジネスを広げたい社会人B
韓国で住みたいと相談されたのは後輩の知り合いでした。
当時彼女は韓国の旅行で知り合って、付き合っている韓国人の彼氏がいました。
彼女はファッションに興味深く、自分のブランドを作りたい気持ちが強く既に本人がデザインした服を商品化していたので一度話を聞きました。
本人からは
*1年間語学留学してその間商売に必要な人脈やルートを開拓する
*韓国語は初級くらいだが、留学してから頑張る
*家の契約は複雑だしお金がかかりすぎるので、彼氏の家で世話になる。
私が確認したのは
*1年はあっとゆうまで語学だけでもいっぱいいっぱいの可能性が高い。現地で人脈を広げたいなら日本で語学や韓国の事情を勉強して行かなければならない。
*コロナ過で授業(2020年)もオンラインが多く、実際に人に会って話す機会もほぼないのでコロナが収まってから留学に行ったほうがいい。
*彼氏と同棲して、もし別れたら住む場所がなく大変なことになる。同棲したとしても安くていいので自分がいられる場所を必ず確保してから留学にいったほうがいい。
*留学がしたい?単に彼氏に会いたい?
彼女は私の話した内容をよく考えて、留学を保留し彼氏とも別れたようでした。
そもそも留学は何のために行くんでしょう?
お金と時間をかけ、大変なことが多くとも自国で学べない知識や技術を学べるためです。
旅行とは違うものだと思います。
色んな相談を受けることがありますが、私はいつも同じように言います。
計画が特にないなら長期で観光したほうが一番です。
韓国へ留学したい日本人が増えていることは本当にうれしいことです。
ですが韓国に限らずにせっかく留学までいくなら、目的を持ち準備をしてからではないと痛い目に合うかもしれません。
単にお金を使うためではなければ語学、習慣、文化が違う海外での住まいは考える必要があります。
日本では簡単に出来るコンビニのバイトも海外では簡単にできません。
居酒屋でサービングも海外では大変な仕事です。
韓国への好印象が悪印象に変わることもあるんでしょう。
韓国は特に人口密度の高く、仕事も少ないまた学歴が大事にされる社会です。
留学もしくは働きたいと思うならまずは事前に準備をすることが大事かと思います。
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U CAn
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